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2008年8月16日 (土)

■神様のクロスカウンター・Prelude

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北海道には、アイヌの人々の信じる神様がかつて舞い降りた跡が、いくつも残っている。

摩周湖は鏡のように、宇宙の全てをそのおもてに映し、
「神の湖」カムイ・トーと呼ばれる。
旭岳とその周辺の山々は、
海の底の世界が天上にせり上がってきたかのような雄大さで、
「神々の遊ぶ庭」カムイ・ミンタラと呼ばれている。
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今回訪れるのもそんな、「カムイ」の名を冠する、神々の爪痕の一つだ。

神様が何をした場所なのかは、その極めてシンプルな名前からは知れない。
果たしてその名を冠たるに足るのかということも、
先に述べた二つの「カムイ」の姿のあまりに神々しいことを知る筆者にとっては、
疑問の域を出ない。

歴史上のある有名人の伝承が数多く残る地でもあるが、
それと何か関係があるだろうか、それもわからない。
しかし、それらの伝承から察するに、その有名人も
海千山千の神々にやりこめられたうちの一人に過ぎないのではないだろうか?
もしかすると、神々との後ろ暗い取引の一つもあったかも知れない。

かように、前回の幾分ぼーっとしたえりも・広尾編とは
趣・スケールともに大きく変えてお届けする、平成おとそ気分企画・第12弾。
場所は積丹半島、神威岬。
いざ神々の足跡を追い、澄青の淵へ。


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■旅の覚悟
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さて、今回の目的地は、北海道は後志支庁・積丹町である。
大きくまとめて「積丹半島」と言ってしまおう。

大まかな位置を説明すると、札幌から西北西におよそ70km、
北海道を、東端の根室を頭とした大きなエイに見立てると、ちょうど左手の背ビレあたりに位置する半島にあたる。


大きな地図で見る

予定している主な見どころは、
神のまします岬として名高い"神威岬"、
日本の渚100選にも選ばれた"島武意海岸"
の2つで、日程もその二か所に重点を置いて組んでいる。

 ■積丹へのアクセス(積丹観光協会のウェブサイト)
   http://www.kanko-shakotan.jp/accsess.html

毎度のことではあるが、今回ターゲットを積丹に合わせたことに、特段の理由はない。
北海道全土はいつだってオイサンの射程の中だ。
ピッコロ大魔王が、第一のターゲットに西の都を選んだのと同じだ。
……ただし、公共の交通機関+徒歩で行かれるところに限定されるが。

  当初は、旭川~稚内・宗谷岬再び!というプランを考えていたのだが、
  いつの間にか計画は積丹方面に向いていた。
  その経緯は思い出せない。

積丹の名物は、まず何といってもウニ。
イカ。
昆布、イクラ、挙げていくときりがないが、北の海産物全般といって良いだろう。

003_kitahe そして、誰が呼んだか「シャコタン・ブルー」。
その海が照らし出す神秘的な青をそう呼び習わす。
一種マヌケに格好をつけた言葉の響きを『北へ。』で知って以来、
オイサンの胸にちいさく刺さり続けていたことは事実。
そう言う意味で言えば今回の旅も、第7回の道北周遊ツアーと同じく
『北へ。』オリエンテッドの旅と言えなくもないだろう。

そして、今回で12回目を数えるオイサンの北への紀行だが、
夏の北海道は、実はまだ2回目である。
大抵が真冬の、人の少ない時期に訪れるので、
観光シーズンど真ん中の旅に何が起こるか、あまり予測がつかない。
宿と足だけはキッチリ算段をつけてあるが、そこに狂いが生じやしないか。
人の多さにやられやしないか。
いつもと同じ、快適な旅であることを祈るばかりである。


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■旅程
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旅程は以下の通り、3泊4日のスタンダードな日程。
早朝に自宅を出、最終日の夕方近くまでアホになって遊びほうける予定。
今年で33歳なので、その間アホになります(期間長い)!!

概略を示すと、
 <8月16日 土曜日>
  小樽までの移動と、小樽観光。
   → 朝9時のJAL513便で羽田から札幌・新千歳へ。
    小樽まで列車で移動し、昼過ぎに小樽着・観光。
    そのまま小樽で一泊。

 <8月17日 日曜日>
  小樽から美国へ移動し、そのまま島武意を観光。
   → 朝8時前の路線バスで、小樽から積丹半島の根元の町・美国に移動。
    そこを2日間の拠点とする。
    10時半頃に美国を出発し、「島武意海岸」を散策。
    時間があれば美国の町をブラブラする。

 <8月18日 月曜日>
  神威岬観光。
   → 朝8時半頃の路線バスで、神威岬へ。
    おそらく昼過ぎまでぶらぶらして美国へ戻る。

 <8月19日 火曜日>
  美国 → 小樽 → 新千歳 → 伊丹の移動日。
   → 朝のバスで小樽へ移動し、再び小樽を観光。
    昼前、小樽着。
    土産物など買い求めて、午後3時過ぎの列車で千歳へ移動。
    午後6時頃の飛行機で伊丹へ。


……ところで、今回の記録には、多少なりとも世間様のお役にもたってみようじゃないか、
という心意気をもって、
オイサンが現地で手にいいれた情報や、
準備段階で「これは気をつけたほうが良いな」と思ったことなどには、
記事中に

 【==★==】 …… 観光お役立ち情報のマーク

を入れておくことにした。
後々、バスの時間や何かの値段などを探したいときには、
このマークで検索をかければ行き当たりやすいであろう。


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■旅の同行者
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最後に一つ、読者諸兄には余計なことではあるが、
私個人にとって大切なことを記録しておく。
今回はこれまでと旅のカメラが異なる。
今まで散々私の無茶な旅に付き合ってくれていたリコーのGX8ではなく、
その弟分に当たるGX200になった。

GX8との付き合いは約4年と長く、
過去11回の旅のうち、7回をともにしている。
撮りたいときに撮りたい物を、撮りたい様に撮る事のできる間柄であった。
GX200とはまだ一月ばかりの付き合いで、
何度かともに出かけはしたものの、ちょっとぎこちないところが大いに残る。

撮りたい物を撮りそびれる、或いは、撮れはしたものの思うように撮れていない、
という事態は存分に想定できる。
今回ばかりはGX8も携行しようかと迷いもした。

しかし最終的にはGX200のみで行く事に決めた。
バッテリーのもちや手軽さなど、今回の旅で分かることも多いだろう。
不安もあるが、その性能には大いに期待している。

その期待と不安がどのような形で残るったのかは、
この先掲載していく数々の私の記憶で皆さんに判断してもらおうと思う。


さて、前口上はこのくらい。
本編へ移るといたそう。
時計は、2008年8月16日(土曜日)のAM05:00、
場所は神奈川にある自宅に戻る。

  

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