2024年8月14日 (水)

☆≡≡更新情報≡≡☆

■ オキモチ ■
気が付くともうじき6月も終わりますな……今年も半分か……。

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 ◎『アマガミ』 絢辻さん SS リンク目次
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■日記 / 旅 =====================================================

 ◆甲州の3賢者と、ナインボール・ワンダーランド
                      ~2017年のゴールデン・ウィーク~
   その1 / その2 / その3
   その名の通り、2017年のGWの日記です。飯能行ったり、甲府に行ったり、新宿でお芝居を観たり。

 ◆春を奉る、花の惑い。~中村博文先生の個展を鑑賞する
   秋葉原で開催されていた、中村博文センセイの個展に足を運んだ、その帰り。
   妖精にばかされた、春の日のひと幕。


 ◆花よりも花の如く、光陰よりも矢の如く。そして……
   成田美名子センセイのマンガを読むと、心が豊かになります。


■創作・SS====================================================

 ▼渡りビトの遠いなわばり~SS『けものフレンズ』より~
   アニメ『けものフレンズ』より。あの好奇心旺盛なフレンズが、
   フレンズの、そしてヒトのある習性について、知りたいここがあるらしい……。
   「カクヨム」、『けものフレンズ』SSコンテストエントリー作品。
   
 ▼沢の踏み跡
   『ヤマノススメ』より。 「お漬け物の家」(↓)の続き、みたいなもの。
  仲の良いお漬け物屋さんが店をたたむ。そんな話を聞いたここなちゃん。

 ▼お漬け物の家
   前篇 / 後篇 / あとがき
   『ヤマノススメ』より。ルリビタキを見たいここなちゃん、お漬け物お弁当で発進!

 ▼あやとりのソラ、夏海のストーン・ヘンジ
   (1) / (2) / (3) / (4)
   『のんのんびより』より、ひとり帰りのバスに乗りそびれた夏海が見つけたものは?

 『GJ部』SS・コタツじかけのオみかん~みかんのすじは俺のすじ~
   その(1)その(2)その(3) Interval
   ある年のお正月、うるさい家を抜け出して、こっそり部室に潜伏に来た真央。

 稜・線・鼎・話 ~『アマガミ』SS・絢辻さん・薫・中多さん~
   前編 / 後編
    『アマガミ』より、輝日東高校・放課後の美術室で出会った三人。

 ▼a white day~ミューズの座布団
  『ひだまりスケッチ』から、なずなと宮子、ある日曜の一幕。
  その一 / その二 / その三 / その四 / その五 / その六




■感想とか、ご意見とか。========================================

 ●2017年1月期アニメ感想・あたた大紹介!
   ~けものもいるし、亜人も、ドラゴンも、ドMも天使も悪魔もいる、無論のけものもいる~
   遅ればせながら、大荒れだった2017年1月期のアニメの感想を述べる。

 ●すてきなRestart~『けものフレンズ』OP ようこそジャパリパークへ!感想~
  『けものフレンズ』に脳を溶かされるまでの手引き

 ●頭文字H~イニシャル・エッチ 花と性愛の頃~アニメ『セイレン』感想
  記事こきおろした途端、なんか見方がかわる現象に名前を付けて欲しい。
 
 
 

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2017年6月25日 (日)

■目を瞠るとき。~小諸、十四回目~ -更新第1130回-

アテもなく小諸へ行ってきた。
14回目。

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14回目だったか、15回目だったかあやふやになってきたけど、
珈琲こもろさんのノートを見たら前回の自分の書き込みがあって、
「13回目」と書いていたので今回は14回目なのだろう。GJ、今年3月の自分。

本当に、何をした、何をしに来たというわけじゃなく、
いつも通りやってきて、ボンヤリゆっくりして帰った、というだけの24時間でした。

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一つだけ新しい楽しみとして、町はずれの野菜餃子のお店に行くというのがありまして、
実際行ったのですが、えー、歯に衣着せずに言うと、イマイチでした。
落ち着かない店だった……。
ツッコミどころ満載ではありましたが、マあんまり楽しい気分にはさせてくれないというか。
じめっとした哀しみに包まれたお店でした。どんなんだ。

  マ一緒にいたご家族づれが鬱陶しかったってのもある。
  小さい子どもを連れてくるな! などとは申しませんが、
  子どもが「しつけられること」を了解しておらず、
  しつけ未満の家庭内不和を周りにまき散らさないとならない
  それは最低限解決してから表に出てきていただきたい。
  しつけをその場で実行するのは構わないので、
  しつけられたら子どもはそれに従う、という関係性はハッキリさせてから表に出ていらして?
  鬱陶しくってよ、祐巳。

初日の12時45分くらいに小諸に着き、
お宿に荷物だけあずけてキャンディライトさんでゴハンを食べ、
やたら混んでいた停車場ガーデンさんでコーヒーをテイクアウトして
弁天の清水へ向かったのが14時半くらい。

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弁天の清水で小一時間写真を撮って、飯綱山公園に登る頃には16時半を回っていた。
そっからまた小一時間ボンヤリと写真を撮って山を下り、
目当てのギョーザ屋さんに着いたのは18時半頃だったと思う。

ウームと思いながら店を出て、駅前に戻って珈琲こもろさんに入る頃には19時半近かった。
20時を少し回ったくらいで店を出て、ツルヤさんに寄ろうと思ったらもう閉まっていたので
まっすぐお宿に帰ったら、カクンと寝オチしてしまった。
そんなに疲れることをした覚えはないのだが。

帰りの新幹線は、軽井沢を14時前なので、小諸は13時には発たねばならない。
早朝からブラブラジョギングをするつもりだったのに
寝落ちして2時半頃に目を覚まし、そこから風呂に入って寝直す、
なんてトリッキーなことをしたもんだから、結局8時頃に起き出すことになった。自堕落。
チェックアウトして荷物は駅前のロッカーに投げ込み、
朝食は駅前の立ち食い的ソバ屋(座って食べられます)でいただき、その足で懐古園に向かう。
ちょうのんびり回ると、あっという間に(どっちだ)10時半。
そっからみやさかさんとツルヤでお土産を買って、再び珈琲こもろさんで軽くお昼ゴハン+お茶をいただき、
最後にふらっと、町屋館みはらし亭で山並みと町並みを眺めたら、もうサヨナラです。



……という、完全にいつもの定番コース。



2日目のお昼を、珈琲こもろサンにしようか、懐さんにしようか最後まで悩んでたけど、
コーヒー飲みたかったんでこもろさん。
次回は懐さんにしたい。ソースカツ丼なんてすばらしいメニューもランチに加わっていたようだから……。
そば七さん、ふじたさんにも行かなかったな。
マ1泊2日じゃゴハンの回数も限られるからのう……。

前回行かれなかったので今回は行こうと思っていた、田園見渡しスポットやダムも行けませんでした。
マそれをぶち込むと……時間キッチキチのスパルタンになっちゃうからねえ。
今回はのんびりしたかったので、無理はしませんでした。

しかしそんな、超定番コースだったにも関わらず、
案外、新しい発見をしたりとか、新鮮な視点を見つけたりとかがありまして。
なかなか納得の行く小旅行でありましたよ。

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新しい刺激や発見は、期待も、それに出くわすための仕込もしていかなかったので、
まあないだろうと思っており、
そのせいで、弁天の清水でひとしきり写真を撮り終えて一息ついたところで
フッと気が抜けてしまった。

「まあ今回は、ずっとこんなモンかな……」

という気持ちが鼻から抜けて行って、次は飯綱山公園の上まで上がろうと思っていたのだけれども、
そうして気持ちのハリが途切れてしまったら、
「じゃあここはおしまい、次」と、この場を離れて次へ行くキッカケを作れずにおりました。

どーしたものか、ここはもうおしまいにして良いものか? と、
水場を一度離れてコーヒーに口を付けておりましたところ、
湧水の吐き出し口の、アゴの裏に下がった苔から垂れ落ちる水の軌跡の美しいことに目を奪われ、
軽い興奮状態に陥ってしまいました。

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それからしばらくは、またそこにかぶりつきでカメラを構えていた。
しかしそうなると今度は、なかなかそこ離れ難くなってしまって、
4時過ぎまでとどまってしまった。水も汲まないのに何をやっているんだ。
人が少なくて良かった。

そこにいたる時間と行いのひとつらなりは、
自分の心身と時間をしっくりと繋いだ分岐点、接続点であったように感じている。

あのとき、あそこであの苔が目について、心がクッと持ちあがったことが、
それまでの時間と今こうして文字を打っている今の時間の流れをつないだ明らかなジョイントになっていて、
あのときとりあえずの惰性で休憩を取らずそのまま山へ向かっていたら、
今の自分は、今とは明らかに違う今にいただろうという確信が、今回は強くあります。

  マその「今とは違う今」が、今より良いか悪いかはわかりませんけれども。
  変わんなかったかもしんないし。

その時、吐き出し口にアゴヒゲみたいに垂れていた苔が目についたのは偶然なんだけども……
いやあ、「偶然ってこわいな」と、あとから思うとつくづく恐ろしい。
アレが無かったらその先の時間にあった出来事も、どう転んでいたかわかりません。
「苔が目についたこと」は、自分が用意したわけでもないし、
積み上げてきたモノゴトによって必然的に導かれたわけでもない、
ひとえにポッと出の事実が飛び込んできただけの瞬間だったから、狙いようも避けようもありませんでした。

なんでもない風景にうずもれた、ただ水の滴るだけ苔が一つ目に入るか入らないか、
たったそんなことで人の暮らしはこうも変わるものなのだということを
今回は実感しました。今回の旅は、そのことに尽きました。

そのあとも、見慣れた風景の中で新鮮な発見が続きました。

飯綱山から見下ろす風景でも、今回は北側の浅間山より南の町側の方に心ときめく、
心惹かれる美しさを感じ、
町なかにある水田に水が張られ、澄んだ光を鈍い色で照り返しているのに目を引かれました。
町がいつもより近く、広く見渡せた。
小諸は、町なかにもビューポイントにも木がよく茂っており、
視界も、見渡す中にも季節によって視界が大きく変化するので
あまり来たことのない時期に訪れると景観が一変して新鮮に映る。

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楽しみにしてきたギョーザ屋はイマイチでそれは残念でしたけれどもが、
そこから町への帰途に使った道は通るのが初めてで、
これまで通ってきた道と思わぬところで繋がっていたり、
見たこともないトンネル……これがまた、奇怪な怖さを持ったトンネルだったのだが……をくぐったりして、
あの苔との遭遇以降、幸せな出会いが続いた。
よく見知ったはずの道のわき、弁天の清水の裏手に小さな公園があることを初めて知ったり。
単純に、気持ちがそういう風に向いただけなのか、実際におかしな扉がひらいたのかは分からない。

  まフツーに考えれば「おかしな扉」なんてものは存在する筈もないファンシーイマジネーションで、
  目線を引いて見れば、
  全ては人間が「そこにある物に対して、そうある様に」行動しているにすぎないのは明らかなのだけど、
  果たして客観が先にあるのか、無数の主観が絡み合うのが先で
  そこから客観・客体が生まれているのか……それはまだワカラン気がする。

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2日目は、惰眠を貪ってしまったせいで懐古園を回るだけで精一杯になってしまった。
特に新しい発見があったわけでもなかったがけれども、
自分の視野がやけに広く、風景が新鮮に見えた。
これは気分的な話ではなく、実際の目に見えている認識範囲の話。
いつもより広く、風景が目に入ってきていた。

もしかすると、
「普段も目のレンズには同じだけ映っているが、それを映っているとアタマが認識・処理できてないだけ」
かも知れないので、気分・コンディション的な違いなのかもしれないけど。

なんなんでしょうね。
季節のせいなんでしょうか、空気の透明度がとても高かったように感じ、遠くの方まで……
ただ単に、「晴れて、澄んで、遠くが見えた」というのとも少し違って、
「遠くが見えて、さらにその細部まで、精細に見えた」気がしている。
遠く・深くが見えた感じ。
カメラのピントが合う距離の範囲のことを被写界深度と呼びますが、それが深い感じに似ている。
かつ、平面的に感じない。

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そのせいかはわからないけど、いつもよりゆっくり回ってしまったようで(いつもより時間ないのに)、
1時間半も園内にいたようです。
それでも、気持ち的にはもっともっといられるのを慌てて出てきてしまったのですが。

……そんなこんなで、なんでしょうか、自分で言うのもなんですが、
大変澄んだ瞳で過ごせた2日間だったような気がします。
その分、とてもボンヤリした2日間でもあったけど、満足感、充足感はあった。
ピンと来た時間ではありましたよ。エエ。
不思議と。
何かを追い求めていなかったから、見つかったものそのままを納得出来た、
というのはあるかもしれません。
それでいいのか? と言う人は言うだろうけども……
それはそれで、大事なことだと思うオイサン、42歳になろうとしている初夏であった。

ザ・初夏。

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以下、時系列順に
それぞれのスポットで起こったことを書き留めて終わりにする。



■全般
あのね、小諸寒かった。
来しな、軽井沢で新幹線からしなの鉄道に乗り換えるときに結構な寒さを感じ、
そのときは半袖を着ていたので、これはアカンなと長袖に着替えてどうにか乗り切れる気持ちでいたのだが、
日が傾き始めると最早上着がないのが不安なレベルで冷えてきた。
信州、侮れぬ。
あとでキャンディライトさんやみやさかさんで聞いたところによると、
ここ数日は風さえなければ霜が降りても不思議ではないくらいなのだそうで、
広報アナウンスでは畑に霜対策をせよ、と注意がかかるほどだったらしい。
珈琲こもろのマスター曰く、雨が降るようになればもっと冷える、とのこと。
東京みたいに、雨も降らないのにじっとりと湿気に苛まれるようなことはあまりないのだそうな。
「伊達に避暑地じゃないよね」という一言が、妙に印象に残っている。



■キャンディライトにて
サービスメニューのBセットに夏野菜カレーがあったので、それを注文してみた。
Aセットが「アジフライ+焼肉」だったのでものすごい悩んだ。
デこれである。

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決して「カワイイ」と呼べるシロモノではないと思うのだが、
あとから入ってきたJK二人の片割れが同じものをたのんで、
「かわいいー」とケータイでお写真なぞ撮っておられ、オイサンは大層肝をつぶした。
さすが小諸のJKはイカレたセンスしてるぜ(失礼)。
相方のJKもなかなか奮っておられ、

  JK「この、『カツ重』ってどんなんですか」
  マスター「……カツ丼って知ってる?」


という、一見コブラと悪役の様な小粋トークをぶちかましていてオクラ吹きそうになった。

  海賊酒場のマスター「見ねえ顔だな、よっぽど田舎の宙域から出てきたのか?」
  コブラ「実はそうなんだ。マスター、このカツ重ってのはなんなんだい?
      オレぁ生まれてこのかたカツ丼しか食ったことがねえ」

……みたいな(そんな会話があるか)。
このJKお二人は、嘗ては小諸近辺で暮らしていたのが小諸で再会した、
的なシチュエーションであったご様子で、会話を聞いててなかなか味わい深かった。

あと、カウンターの奥に賞状が貼ってあるのには前から気付いていて、
衛生認定証的なモノか、そうでなくても料理コンテストとかそのテの類のモノだろう、
と何となく勝手に思い込んでいたのだけど、
書いてある文字列に違和感を覚えてよく見てみたら、駅伝に入賞したときの賞状だった……。
3位と5位。

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なんでそれを貼ったんだ。
あと、本棚の『こち亀』27巻がかぶってた。
かつて客同士で27巻を取り合ういざこざでもあったのだろうか……。



■停車場ガーデンさんにて
小諸へ来ると、毎度、動き出す前(今回は山方面へ向かう前)に
この停車場ガーデンさんでマグボトルにコーヒーを買っていくのだが、
今回はどうしたことかものすごい満員でえらく時間がかかってしまった。
マそもそも人気の高いお店なので結構待つことも珍しくないですけども、今回は特に。
オサレなお店ですし、女子でいっぱいです。

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尚、コーヒーといっしょに必ず手焼きクッキーも買っていくのだけど、これがまた絶品です。
味の種類は、紅茶味とかチーズ風味とかいろいろあるけど、
オイサンはスタンダードなシナモン風味が好き。
山のてっぺんで一人コーヒーを飲みつつ頂くのが最高です。
乙女か。山ガールか。


……( ゚д゚;)……ハッ!


いま、恐ろしい推論をひらめいてしまった……。
ここなちゃんに会おう会おうと思って飯能へ何度か足を運びながらも、
ついぞ出会ったことがない、その影を捕まえたことすらないのだが、もしや……
俺自身がここなちゃんなのでは……!?
それならば会えないことにも納得がいkおや誰か来たようだ。
まあそんな、ここなちゃん&ユイオグラファンから殺されそうな冗談はサテオキ、
実はこの日、飯能では『ヤマノススメ』ファンミーティングイベントが開催されておりまして
(小諸現地で知った)、
『ヤマノススメ』のOVAとその劇場上映、あとTVアニメ3期放映が発表されておりましたとさ。
おおめでたい。
小諸関係ないけど。


……。


小諸をひとりブラついていたらお忍びで巡礼に来てた阿澄佳奈とバッタリ出くわしたりしないだろうか、
などとアラフォーらしからぬ都合の良い妄想をコチトラ楽しんでいたというのに、
地に足の着いた当の阿澄さんは飯能でせっせとお金を稼いでおりましたとさ。
トホホのホ(何がだ)。



■弁天の清水にて
いつもはひっきりなしに、水くみの車が訪れては去り訪れては去りするのだけども、
今回は、人はそれほど多くなかったな。時間帯のせいもあるのだろうか。
オイサンが見たのは、
着いたときに始めからいたバーサンと
気合の入ったジーサン(3Lくらい入りそうな、焼酎のボトルみたいなの30本くらい汲んでいた)、
遊びの途中でやってきた、年が2ケタに上がるか上がらないかくらいの少年5、6人、
あとは業者っぽい、ごついポンプを積んだ軽トラのおっさんくらいだった。

少年たちは顔洗ったり水飲んだり、わーっとやってきては
「公園で遊ぼうぜ!」と5分もいないで走り去ってしまった。
いいねえ、近場にこんな場所があって。

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最初のバーサン・ジーサンもなんだかなーな二人で、
二つある注ぎ口の、やたらと勢いのある方を使ってたバーサンが、
ジーサンが汲み終わったボトルを運んでいる隙に彼の使っていた勢いの弱い方を
なぜか使い始め、
「……そこ私が汲んでんだけど」
「2本だけだから」
という、非常にもっちゃりしたやり取りだけがあって、なんか居心地が悪かった。
なんだよ、「2本だけだから」って。面白えなチクショウ。
マ確かに、勢いある方は水勢が強すぎて汲みにくいんだけど。
ヘンな人間模様である。



■飯綱山公園にて
いつもは、山の一番奥まで歩いたところにある山頂の広場からの眺めが一番良いと感じるが、
今回改めて見てみると、高原美術館の裏手の駐車場から見る浅間山も近くて迫力もあり、
CGめいた非現実感が大変よいな、と思った。
また上でも書いたが、今回は南側、町の方の眺めが大変良かったと思う。
町も山もいつもより近く感じたのは……なぜなのか分からない。

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■駅前そば屋にて
年輩のスーツおじさんが、東南アジアげな若者とずっと英語でしゃべってた
どういう関係だったんだろう。

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■おみやげのみやさかにて
買い物をして、実家に送りつけるための伝票を書いている途中のおやつ(毎回出てくる)に、
今回は、ご自宅の晩ゴハン用に茹でたという枝豆をお出し頂いたのだが(なぜだ)、
これがまた美味い!
何の味もつけていないというのに驚くほど味のある豆で、名物にならないのが不思議なくらいだった。
名前忘れちゃったな。なんかちょっと変わった名前を教えてもらったんだけど。
以前、新潟出身のテ氏に、新潟名産のダダ茶豆をいただいて
それも驚くほど美味しかったのだけど、タメをはるおいしさ。

しかし……なぜ私は、みやげもの屋でヨソんちの晩ゴハン用のお豆さんをいただいておるのか。
この調子でいくと、次回はいよいよ夕ご飯に招待され、
その次はお風呂を借りて、
しまいには泊めてもらえるんじゃないだろうか。すみませんね奥さん。
ところで、オイサンはみやさかさんで売られている中でも、
この「焼きはや甘露煮」がグレイトにオススメ
大変おいしい。生臭さもなく、クセもない。

ホロホロに崩れるくらい柔らかく煮込んであり、
ちりめんじゃこの骨でも喉にかける(本当)我が家の母でさえ
「頭から食べても何の問題もない」と評するほどである。
同じラインナップに鮎もあるのだが、オイサンはこっちのが好きだった。

  仕入れをご希望で手渡し可能な方は、事前にご注文いただければ
  オイサン買ってきますよ。別に通販ページで買ってもいいけどw(そっちのが早いだろ)

デ、そんな話をしたら
「そうなんですよ、これ美味しいんですよね!!」
と、お母さんからも、大お母さん(お婆ちゃん)からも満面の笑みでリアクションが。
野沢菜の話を訊ねると、夏場は違うのを扱うことに今回から試してみていて、
これも美味しくて……と、商品の研究にも余念がないご様子……なのだが、
どれの話を聞いても「美味しい」とかキチンと感想が返ってくる。
……一体自分とこの店のみやげもの、どのくらい自分で食べてるんだろう。

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■ツルヤさんにて
地元信州に展開するローカルスーパーのツルヤさん、
テ氏の奥方がここのおやきが大好物なことで全国的に有名ですが(そんなことはない)、
「ツルヤオリジナル」というプライベートブランド商品を、チョイチョイ展開していらっさる。
いままでは、そのおやきとか(これは別にPBじゃないけど)、
ドライフルーツ(とくにやわらかリンゴ)とか、謎のレモン風味ポテチ(一風変わってるけどクセになる)とか
くらいしか買っていなかったのだが、
「店内しっかり歩き回ったら、もっといろいろあるんじゃないか?」
と思いついて、今回いろいろな棚を探して回ってみたら……あるわあるわ。

お菓子をはじめ、ドレッシング的なものから、お出汁、味噌汁、スープ、農産乾物、びんづめ、缶詰、
ふりかけやらなんやら。
そんなんで、目について気になった物を色々買ってしまった。
あんまりかさばらなくて軽い物ばかりだけど。
しばらくはこれで楽しんでいく所存です。

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マそんな感じでヒトツ。

しかしワタクシ、曲がりなりにも『あの夏で待ってる』の巡礼がらみで小諸を訪れているにもかかわらず、
公式聖地であるところのみまき大池にはまだ行っていなかったことを思い出した。
マ歩きではなかなかアクセスし辛いところにあるのですけれども、
どうやらそこからもなかなか美しい眺めが拝めるようなので、
次回行くときはそこを目指そうかなと、それっぽいことも言っておきましょうか。



オイサンでした。
 
 
 

   

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2017年6月21日 (水)

■裾野に根付く~甲州・昇仙峡ぶらり旅・その三~ -更新第1129回-

2017年のGW、オッサン3人で行く甲府・昇仙峡と忍野八海の旅。
第3回……ようやく初日の午後だよ……
まあ今回は前半に色々集中してて、後半はひとえにまったりしていくばかりなので。


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ホテル菊富士の庭にて。



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■■■━ 1日目 ━■■■
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■1日目:甲府市街 ホテル「菊富士」、そして「ひなた」へ



時刻は14時を過ぎた。駐車場で一休みし、イザ、町へ戻って昼ゴハンを。

昇仙峡と町をつなぐ道もなかなかにワインディングでしたが、
くだりは特に、雑木のすきまから甲府の町越しに富士山の勇壮な姿を臨むことが出来て見応えがありました。
マここまでくると富士山は、よっぽど邪魔者のあるアングルでもないと
大抵見られるのでいい加減飽きてはくるのだが。

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関東に越してきてびっくりしたのは、意外といろんなところから富士山がみられてしまうことだった。
関西に住んでいると、富士山なんか「あるのは知ってる」くらいで
全然遠い存在ですからね。
せいぜい東海道新幹線の窓から臨むくらいのモノで、日常からはかけ離れている。

そんな、非日常的なものをマイニチ当たり前みたい眺めて暮らしているから……
こんな突拍子もない人間が、あっちこっちで発生してしまうのかもしれません、甲府!
甲府、驚異の三賢者の二人目(厳密には二組目)は……人里を遠く離れた仙人郷ではなく、
人の世界、まちの暮らしの中に潜んでいました。



テ氏の予約した宿は「ホテル菊富士」。



甲府駅から、徒歩でも15分ほどの好立地であるが……そのお値段、なんと一泊3200円。
まじでか。
富山の魚津スカイホテル、銚子のホテルニュー大新につぐ歴代記録のお値打ち価格ではあるまいか。

ただ如何せん、テ氏いわく、

  「宿の場所が、マップ上じゃ分からないんですよー。ディーンとしか書いてない。
    宿の名前はディーンじゃないのに。ディーンしかないの」


と、宿を予約したテラジさんがディーンディーンうるさい。
なるほど、確かに地図上ではディーンが目立つ。





しかし、一旦車で宿近くまで行くと、ホテル菊富士は案外すぐに見つかりました。
駐車場も、ちょいと狭いがすぐ前。便利。
着いたのが15時前とチェックインにはまだ少し早かったので部屋には入れず、
一先ず車だけ置かせてもらい、腹がいななきよって仕方ない二人と
宿から歩いて15秒、走れば5秒のところにある食堂「ひなた」へ向かいました。
さあ、腹減ってるんだろ? たらふく食えよ。
しかしその店構えを見て、二人は口を揃えてこう言いました。

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「オイサン……ここ、よく一人で入りましたね。勇気あるわ」


……うむ。今は自分でもちょっとそう思う。
残念ながら、店先をしっかり捉えた写真はないので、
店内の写真を見てもらい「大体これと同じ」と思ってもらえれば良いです。

蛮勇である。

別に、その時は面白いから入ろうと思ったわけでもないし、
「やべえなこりゃ……へっへっへ、腕が鳴るぜ……」と決意して飛び込んだわけでもなく、
「まあ、ココだろう」と思って入っただけなのですが、
改めて人から指摘されるとちょっとコレはどうだろうな、と思わされる。
オイサンが独りでいるときの判断というモノが、如何ほどの常軌の逸し方をしているか、
なんとなく見せつけられてしまった気がする。
今後気を付けよう……否、気を付けない方がいいのか?
別に死ぬ思いをしたワケじゃなし、今のままで良いように思うな。

  すぐ隣がガストさんだったのも、逆に奏功したのかもしれない。
  「さすがにここまできてガストはねえわな」と思ったので。
  なんとなく2択が成立したのだろう。マけがの功名というやつである(ケガ扱いかよ)。

オイサンが既に潜入調査済みである、ということを知っていても、
お二人の腰はまだ若干引けていたように思う。
何せお二人は、今日一日、大切に大切に空腹を育てていらしたのであるからして、
その蓄えに蓄えた空腹を、生半可なメシで満足させたくないという思いもあるのであろう。
その情熱、分からないではない。
正直を申せば、その情熱に『ひなた』のメニューがお応え出来るかどうかに確信もなかった。

だから包み隠さず、車中でこのようにお伝えした。

「決して飛びぬけてウマイってワケじゃないです。まずくはないですよ。
 味はフツウ。普通です、ふつーですけど、フツーの人が油断して入ったら
 色々コミで結果マイナス評価になる系のお店です」

多分間違ってはいないと思う。
そして、店を出た後のお二人の反応から察するに、間違っていなかったと今でも思っている。
そして我々は……フツーじゃないのか、色々コミで、プラスで終われたのだとも思う。

もしかするとお二人は……空腹に余裕があればここは避けたかもしれないな、と、
入る前の腰の引けっぷりを思い返すに、察するところがある。
「よく一人で入りましたね」と、3、4回言われた気がする。
しかしもう彼らものっぴきならないところまで来ていたんじゃなかろうか、
今からほかの店を探すゆとりもなく、テ氏が扉を開いた。

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まあ、内装にやられますよね。

九龍城か。

あと、本棚に揃えられたマンガのラインナップにやられる。
オイサン・テ氏の世代には、かなりツボを押さえた品ぞろえに見える。
しかし我々は、九龍城に遊びに来たわけではない、メシを食いに。腹を満たしに来たのだ。
メニューを選ぼうじゃないか、さあさあコレだ、
この一昔前のカラオケの選曲本みたいな厚さの本がメニューなんだぞコノヤロウ。
選べ?

R0041805
お写真提供:テ氏

このパートなんとかって書いてあるのに惑わされるな、
ほとんどそれはページ数みたいなもんだから!
そこへ、注文を聴きに来てくれたのか? お店の旦那さんが通りかかる。

  旦那「そのパートメニューってのはね、
       メニューの前の方にあるレギュラーのメニューを組み合わしたやつだから」


  テ氏「オイサンwwwww説明が間違ってるじゃないですかwwww」

  弊社「オウフwwwwすまぬwww知ったかであったwwwwフォカヌポゥ」

  旦那「そんで、組み合わした値段から、400円引いてあるの。オレ計算できなくてバカだから」

  ヨ氏「自虐wwww」



どうですかこの、一瞬のトークのキレ。
ついでだ聞いてしまえと振り返ると、旦那さんの姿はない……どこへ消えた?
この「面白丼」ってなんなのか聞きたかったのに……と思ったら、トイレから出てきた。
注文をとりにきたんじゃなかったのか……。

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  弊社「この『面白丼』ってのはなんなんです?」
  旦那「それはね、面白丼って名前だけど作ってる方は面白くないんだよ


そんな情報は求めていない!
旦那さん曰く、色々乗っかり過ぎて、利益率が悪いという事らしいが、
それは他の、パートメニューなども同じことの様だ。
尚『面白丼』、色々と乗っていることを説明してもらったのだがホントに色々過ぎて
何が乗っているのか殆ど失念してしまった……せっかく聞いたのに。
唯一憶えているのは、旦那さんが最後に言っていた「目玉焼きが3個乗っている」ということだけだ。

しかしもう、このトークのキレだけで相当やられてしまった我々ちゃんは、もうすっかり夢見心地。
大量のメニューから、各々苦慮して厳選したお料理を注文すると胸を躍らせて到着を待った。

お二人とも空腹が酷いらしく、
ワリと盛りメのチョイスにアディショナル(追加オプション)を加えたらしいが、
大丈夫だろうか?
このお店、デフォでバカみたいに大盛りなワケではない。普通に食べられる。
ただ、サイズ設定の名付けが独特で、

 無印(普通) < Large < Bigり(ビッグり) < 超Bigり

……とか、シレッと書いてあってびっくり……否、ビッグりする。

また名称だけではなく、ノーマル以上の設定を注文すると
量のアップ幅は大きいので注意は必要……なのだが、まあ2人ともツワモノだから、
それほど問題にはならないだろう。

時代物の14インチブラウン管テレビからは、殺人事件モノのサスペンスが流れている。
前来た時も刑事ドラマ流れてたなあ……店の奥さん、空いた客席の一つに座ってガッツリテレビ見てるけど、
まさかアンタ、お気に入りのドラマの録画を流してるんじゃあるまいな?

待つことしばし、

  奥方「パート16(じゅうろく)の2はどなた?」
  ヨ氏「ぼくでーす」
  奥方「パート12(じゅうに)の、カニクリームコロッケ4個追加は?」
  テ氏「あ、私です!」
  奥方「パートテン(10)は?」
  弊社「……。え? あ、はい」

なんで「10」だけ「テン」なんだ。一瞬わかんなかったわw
ちなみに「パート16の2」というのは、
「レギュラーメニューにある何かしらの肉を焼いたものと何かしらの揚げ物を組み合わせた
 (チキンカツ+ハンバーグ など)パートメニュー16番に、
 何かしらのオプションバージョン2が付加されたもの」
であり、これが大体、パート20くらいまである。
テ氏がコッソリ

  「パート16の2って……『ファイナルファンタジーX-2』かよ……」

と呟くのを、私は聞き逃さなかった。だってオイサンも同じことを思ったから。

  弊社「パートⅣとⅨはないんですね?」
  奥方「シとクは抜いてるの」
  我々「(そこは普通にゲン担ぎなんだ……)」

テ氏はハンバーグにカニクリームコロッケ(×6!)を増量+ゴハン大盛り、
ヨ氏は焼き肉に焼きチキン増量(×2)+ゴハン大盛り。
よほど腹が減っていたのだな……。

 「オレ、カニクリームコロッケなら
                無限に食えると思うんスよ」


と、百万石の領主におさめられた年貢のごとく皿に積まれた
6個のカニクリームコロッケを前にフラグ立てに余念のないテ氏を最終的に見舞ったのは、
2度目の「大好きだったものをキライになりそうになる」瞬間だった。
だって最後の方、明らかにしんどそう、というか、
おハシで転がして食べるのをためらっているご様子でいらしたもの。

まあ……いっこいっこ、味が濃いんですよねw
そして、本来箸休めになるはずの千切りキャベツがみるみるその濃い味ソースを吸い込んで、
濃い味に疲れてキャベツに手を付けたくなる頃には
キャベツさんもすっかりそちら側に染まっているという、2重3重にからめとってくるワナ。
甲府のヒトの好みなのかしら。
甲府のヒト、血圧高いんじゃない? でなきゃあんなにしゃべれないと思うわ
(※偏ったサンプルに基づいた感想です)。

オイサンは……大盛りにしたりしませんよ。ええ、しませんとも。

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おいしそうでしょ? そうでもないんですよ ← オイ

店を出たとき、テ氏も、そして真に無尽蔵の胃袋を持つヨ氏までもが、
若干体を重そうにしていたが印象的であった。
うーん、すきっ腹の詰め込んだのが苦戦のもとだろうか。
普段だったら、そこまで苦戦するような物量ではなかったと思うんですよね。
マ味は確かに濃かったかも知れないけど。
昼ゴハンが15時近くまでずれ込んで、胃の縮こまったところにブッ込んだのが苦戦の主因か。

  ※ しかしここまで読んでいただいて皆さんお気付きの通り、
  ※ 別にね、遊び心がひどい店でも、何かのタチの悪い店でもない、
  ※ 色々天然なだけの極めて良心的なサービスのお店なのです。
  ※ 強いていうならそう、無邪気。
  ※ ひなたは今日も無邪気なサービス精神で、皆様のご来店をお待ちしております。



■甲府の夜と、再びホテル「菊富士」



さあ腹も一杯になってしまったら、あとは宿に帰ってぶっ倒れて眠るだけ……
というワケにも参りませんし、大体お前まだ夕方の4時だぞ。
大人なんだから、旅先の夜にはまだまだやることが残ってるだろ?
オトナの遊びがよ……ウヒヒ。
そう。
テ氏御用達の模型店に行って、……なんでしたっけ? やすりの、何千番だかを買うんでしょ?

なぜかアラフォーモデラーテ氏にはこの甲府に行きつけの模型店があって、
今回は奥方から、そこで何らかの塗料と2000番のヤスリを買ってこいと指令を受けているらしい。
まあテ氏からしてみれば、甲府なんてのは近所みたいなもんですから、
近所の美味しいラーメン屋でラーメンを食べて、その帰りにヤスリを買って帰ったりされるわけです。

そんなわけで、なかなか気難しそうな親父がムッツリとカウンターに陣取った、
模型店「ホビーショップイチカワ」にて買い物をすませ、
さあ軽く飲みものでも買って宿へ帰

  ヨ氏「お、クムーリ(*1)売ってる! 食べましょう!」

     うちのチームではソフトクリームをクムーリと呼びます。
     たまに間違ってムクーリという人がいますが間違えすぎると破門になります。



食うんかい! どないなっとんねん。さすが我らがエース、すげえな……。


 テ氏「食べましょう」


……。うちのチームは層が厚いなあ……
ボカぁ、あっという間に2軍に落とされてしまうよ。 ← 食べなかった人
なお、ヨ氏はクムーリの他に大判焼きを買って帰って夜食にし、
エースとヒラの格の違いを見せつけていました。

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こうふ です。 どうしますか? ボス!


宿から目と鼻の先にある地元のスーパーで飲み物を買い、宿に戻ってチェックイン。
すると、宿のおかみさん(※この人は今回地元で関わったショップ関連の人材で唯一マトモ)から
衝撃の一言が。

  「お部屋ははなれになりますねー」

これがそのはなれです。

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マーガレットの咲き乱れるお庭付きの別棟。どうです? メルヘンでしょう?
平均年齢・約40歳のバラ色ダンディ3人組が愛を育む(育みません)には最高のロケーションです。
ちなみに二部屋あって、もう一室は別のお客さんが来られるご様子。
あのね、このお宿、めっちょ安いんですよ? それなのにこの所業。鬼です。安さの鬼。

中も大変広くてお手入れも行き届いており、なんら不満はありません。
しかしこの日は天気も良く、ちょっと暖かすぎるくらいだったので、
ちょっとだけお部屋を冷やしましょうかね。
エアコンのスイッチをぽちっとな……。
……。
寒くね?
あまりのエアコンの威力のおかしさに気付いたヨ氏・テ氏が天井を見上げるとそこには、


……エアコン、でかくね?


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なんとそこには、映画『インディペンデンス・デイ』に出てきた異星人の
母艦UFOほどもあるエアコンが!!
まあそれはオオゲサっていうかただの嘘ですが(日記にうそを書くな)、
嘗ては大きなアミューズメント施設の長でもあったテ氏いわく、
「ちょっとしたデカ目のゲーセンにあるやつ」くらいのエアコンらしいっす。
ちょっとONしただけでもう寒いのなんの。

「この宿も、一見マトモなフリをして見えるが、
 実はおかしなところで牙の剥き方が斜め上なのでは」

と、我々調査団の間に緊張が走るが……クッ、なんだこの、異様な眠気は!
まさかさっきの食事になにか……ZZZ  ← 食いすぎ

ヨ氏はいつも通り、部屋に着くなりなんの抵抗もなくフトンに滑り込み、
なんだかんだ言いつつテ氏・オイサンもそれに続いて横になると、部屋はもう横になり祭り。
買い物を終えて帰ってきたのは確か5時くらいだったハズでしたが、
それから8時くらいまで……3人は無抵抗主義を貫いたのでした。


……。


実はこの日にもう一つ、
ホビーショップではないテ氏の行きつけであるところの飲み屋さんで、
夜は一献酌み交わそう、という目論見があったのですが、
如何せん、3時間ばかり無抵抗でいても、ひなたでやられたダメージが抜けきらない。

  そう、当初の予定であれば、夕方からそこに入ってゆっくり舌鼓を打とう、
  などと寝ぼけたことを目論んでいたその店である。
  誰だ、そんなあまっちょろいことを考えていたのは! 調査任務を何と心得る!

しかしまあ、せっかくなので一杯だけでもということで、
宿の風呂が閉まる22時には戻って来られるように20時をナンボか回ったころに繰り出した。
店はほぼ満員ながらかろうじて3人座れる席を確保、小一時間ばかり酒を酌み交わし、
今日我々を襲った恐ろしい出来事の数々について振り返っては互いの無事と健闘を喜び合ったのでした
(訳:何を話したのかあんまり覚えていない)。
出てくるお料理は大変おいしかったのをよく覚えている。
すじ煮と卵焼きだっただろうか。

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駅前に鎮座する、信玄公の像(ようやく甲府っぽいの出てきたな)


宿に帰ると風呂はもうボイラー切られるほとんどギリギリで、
ものの10分ほどで浴びるように湯に浸かり(間違えた表現)……
その後、なぜ部屋がジャパリパークになってしまったのかが思い出せない。
なんか色々とコンテンツの話をしていたように思うのだが、
そこから『けものフレンズ』の話になって、
ヨ氏の手持ちライブラリから、未視聴だというテ氏にキモの部分をご紹介したのだったと思う。

  なんか最初に『日常』をご紹介したときも似たような流れであったように思うが……
  マそんな感じだ。あれは魚津でであった。

そんなこんなで甲府に突如出現したジャパリパークの夜は更けた。
たーのしーい。


というところで再び小休止。
あとは、忍野八海でソバ食って、道志村で風呂入って帰るだけだよ。

オイサンでした。
 
 
 

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