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2017年3月11日 (土)

■ヘヴン化☆こみゅにけぃしょん~此方と彼方のドキドキ・シュヴァルツシルト~ -更新第1114回-

オイサンはまあオタクでオタクで、もう

「いやーおじさん、オタクで困っちゃうよ、はっはっは」

と親戚の子にウッカリ言ってしまうくらいオタクなのですが、
イヤすみません、
実は同世代の親類に子どものいる従弟とかが全然いない、という
遺伝子を残すことに対して絶望的に才能のない世代の血族なので、
「親戚の子に言ってしまう」は全く持ってウソですが、
とにかくまあオタクです。

デ、オタクはホラ、よく、言われるじゃないですか。

  「アニメやゲームと現実の区別がついてない」

って。
アレ、ウソだと思うんですよ。
いや、断言しますけど、あれはウソなんですよ。間違っている。
根っからのオタクほどアニメやゲームと現実の区別がついてる人種などおらぬ。
モノゴトをよく分かっていないか、事実を捻じ曲げようというナニモノかのプロパガンダです。
彼ら……私たちは、痛感しておるですよ、
現実とアニメ、マンガ、ゲームとか、そういうフィクションは違う、違いすぎるということを。
ただ、アニメや漫画やゲームのような出来事が現実にもある、
起こる、
起こりうる、
起こりうるかもしれない、という夢を捨てきれないから、その境目をさぐり、
少しでも触れるために、あちら側の世界に立ってこちら側の現象に触れようと試み続けるから、
区別がついていないように見えるだけなんです。

  ……マ結果的に、「区別がついていないように見え」て、
  それが現実の世界だけで生きている人たちには迷惑千万なことには変わりないんで、
  現実的な厄介加減は変わんないんですけどね。テヘ♪
  でもその迷惑をしっかり知らしめることは、
  「そのラインに現実⇔虚構の境界は存在してない」ことがこ知れるので大事なことです。

それはサテオキ、オタクなオイサンは……
そうは言っても最近、

   「しまったな、どうやら俺は、
         ちょっと現実と虚構の区別をし過ぎたぞ?」


と、反省していたりする。

例えばホラ、巷でもっぱら噂ですけども、
どうやら、女子の皆さんも、えっちなこととか、お好きらしいじゃないですか?
下馬評によると。
マ聞いた話なんでよくしりませんけど。
エエ。
らしいんですよ、どうやら。
奥さん。
知ってました?
高校生は下校のときに、男の子と女の子で一緒に帰ったりするらしいし、
遊園地でデートしたり映画館でデートしたり。
なさるらしいんですよ、どうやら。現実でも。

そこをこう、オイサンなんかは、区別をし過ぎて、
「2次元で起こるっているコトは、……ハッハァーン読めましたよ、
                        サテはそれ、現実ではキホン起こらないな?」

と考えたモノですから。
まさかそんなと。
女の子もえっちなことを考えて、
なんなら好きな人相手にはそれを期待したり仕掛けたりサインを送ったり、
するだなんて、そんなのは、バカヤロウ!
フラワーコミックスの中でだけの出来事だ、夢見てんじゃねえ!!
分かったらさっさとボイラーに火ィいれて、裏から薪と鉈を持ってこい!
……って、親方に怒られて育ったモンですから(俺なんの仕事してんの?)
そうした認識を現実に持ち込むチャンスを、すっかり逸してしまった。

  そう、オイサンは現実と二次元の境目を手探りするタイプのオタクではなかったもんで。
  考えて満足するタイプでしたのでね。
  そういう人たちは一杯見てきたんで、そういう人たちのコトも分かりますけれども。
  あと、賢明な皆さんはお気付きだと思いますが、
  オイサンの場合、二次元オリエンテッドで認識がスタートしているのもおかしなところです。
  二次元で起こったこと、見たことが、先に来ている。
  しかしこれは、いま振り返ってみるとかなり幼い頃からそうだったような気がします。
  虚構の世界が自分の土台、基礎にあり、
  「現実に立って、虚構に憧れていく」のではなく、
  「虚構に立って、現実にないものは『諦めていく』」というスタイルでありました。
  自分のことしか知らんので、どっちがフツーなのかはわかりませんけれども。

クリスマスもバレンタインもハロウィンも、
確かに目の前で皆さんやってらっしゃるんですが、
自分とその目の前の風景の間にはもう、現実⇔二次元 の境にあるのと同じくらいの高さと厚さの、
否、高さも厚さも存在しないけれども決して交われない時空の特異面があるのです。
隔てられている。

……オイサンなんかは、そんな風に世界が見えている。
……ということに、最近、気付き始めました。

というのも、先日のこと。
バレンタインのときに、まコンビニやらでもキャンペーンをやってますし、
ああやってんなー、くらいに思いながらシゴトバに着いて
死んだサーバルちゃんみたいな目をしながらオシゴトにいそしんでいたんですよ。

  わーい、たのしーい! すごいすごーい!
  社長ちゃん、この
無茶な日程のおしごとどうしたの? とってきた!? すっごーい!!


そうすると、女子社員の方が席までやってこられて、
ハイどうぞ、とチョコレートを下さったワケなんですが、
勿論義理というか、フロアみんなにお配りになるものですよ、
それを置いてってくださったんですけれども、もらった瞬間このオッサン、

  (これ何?)

と思ったというから、どうかしてますよね。
どっか旅行でも行ったのかな? って。
思った。
勿論、一瞬あとには、ああああ、そうかそうか、そうだった、コンビニでやってたやつだ、
と理解は出来たのですが、
同時に理解出来なかったことにはあとあと我ながら驚いていて、
自分にとってはそこまで無関係の他人事として認識できていたのか、やるなオレ! と、
いたく感心したのです。

まあだからどうだって話でもないんだけど、
お若い皆さんはですね、さすがにもうちょっと、
現実と、アニメやマンガやゲームを区別し過ぎないで、
たまにはそっち側でやってることも、現実でもやっていいんだということを知っておくと
大人になるのに役に立つかもしれません……。

  ……そーいえば、たばことかお酒とか旅行とかクルマとかも、
    そういう認識でいたから、手を出さずに来たのかもしれない。
    そんな気がしてきた。

そもそも、虚構を基準で考えない方がいいのかも知れません。
やっぱそこが根本的におかしかったな。
そっか。
そこだったか。


どうでもいいけど、今また小諸にいます。

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マそんな感じでヒトツ。
オイサンでした。


 

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