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2017年4月の5件の投稿

2017年4月25日 (火)

■アンドロイドで「このまち大好き」!~『スバラシティ』にいいだけやられる -更新第1122回-

春は、出会いと別れの季節。
そんなことを20年ほど前に『季節を抱きしめて』で学んだオイサンですが(遅くないですか)、
この春にも出会ってしまいました。恐ろしい奴に。
『スバラシティ』


  ……ナメてんのか、この名前。


いや、でも本当に恐ろしい奴です、こいつは。
Androidで、タダで遊べてしまうパズルゲームなんですけども、コレがヒドイ。
30分、1時間があっという間に過ぎる。マッハで過ぎる。光速で過ぎる。
……光速で過ぎたら時間は過ぎないはずなのだが。うるさいな。理系か(偏見

とにかくこう……時間が、すぐに過ぎてしまう。
どのくらいすぐか。

オイサンは通勤で、新宿から40分くらい電車に乗りますが、
その40分が飛ぶように着いてしまう。
それどころか、駅に着いてもまだ1局が終わらず、
このまま歩いて家に帰るのも危ないので(歩きながらやる気満々じゃないですか)、
降りたホームの待合ベンチに座って続きを始めたところ
そこからさらに30分動けなかったとか、もう、ザラです(ザラなのか)。

  そういう愚行を、ここ2週間ほどで5、6回やっている。
  最寄駅のホームで、乗りもしない電車を何本も何本も見送り、
  ずっとデンワを覗き込んでるオジサンがいたら多分僕です。

シンプルなだけに、途中で考えるのをやめられない。


 ▼どんなゲームか?

……マこのページを読んでる人なんかはネット環境あるワケですんで、
ここでダラダラ説明するよか説明動画かなんか見てもらった方が早いと思いますけども。

 ▼スバラシティ攻略動画 延々とプレイできてしまうという動画
 


 ・5×5のフィールドに、4色(茶・灰・緑・黄緑)の土地(建物)のパネルが並んでいる。
 ・同じ色のパネルは並ぶと繋がる(タテヨコ方向。ななめは繋がらない)。
 ・繋がっているパネルにタッチすると、タッチしたパネルに集まる(複数枚のパネルが1枚に集約される)。
 ・パネルを集めると建物のレベルが集計され、レベルが上がる。
  レベルは10でいったん打ち止めになるが、レベル10同士のパネルは同じように「集める」ことが出来る。
  パネルはレベル10になると「白」に統一されるので、元がどの色でも関係なく繋がり、集めることが出来る。
 ・パネルを「集め」て空白が出来たマスへは、パネルが上から下に落ちて(スライドして)くる。
  最上段へは上から新しく、パネルがランダムに降ってくる。
 ・これを、パネルを集められなくなるまで繰り返し、積み上がったパネルのレベルによって
  スコアを競う。



まあ、詳しくは動画を見て下さい(便利な世の中だ……)。
リアルタイム性は無いゲームです。
次の一手、どのパネルを寄せるかは、自分のペースで考え続けることが出来る。
この5×5というサイズ、4色という色数、
シンプルで考える要素の少なさが、アホなオイサンの脳みそにはちょうどいい。
ちょうど……自分の目と手と、先を考えるアタマに心地いいサイズ。
「気持ちよく考えさせてくれる」サイズなのです。オイサンには。

  もっと目の届く人とか、
  もっと先を読める人とか、
  もっと複雑な組み合わせを記憶できる人とかは、
  これではきっと物足らないのではないでしょうか。
  すぐに飽きが来る、とか、ランダム要素が強すぎるとか、感じてしまうと思われる。

実際、オイサンには『ぷよぷよ』のフィールドは広すぎるし、
次と、そのまた次に落ちてくるぷよまで分かってしまうのはシンドイ。
アタマが追い付かないワケです。

その心地よさ、自分でもなんとかなってしまう感の楽しさに、
ついつい麻薬的にのめりこんでしまっておる。そんな感じです。

しかしやっぱり、1時間も集中して続けてしまうと後半はだんだんぞんざいになってくるので、
実際はもう少し短めに区切りながらプレイした方が良いのかも知れんな、と
思い始めている。
まああんまり、こういう「物語を見出すのが難しいゲーム」に時間を取られ過ぎるのもどーなんだろう、
と思うんだけど……。

 ▼でも、お高いんでしょ?

iOS、Android版はタダです。 3DSは500円。
……これってなんでなんだろ、と思うけど。

  しかしこの、1時間も2時間も、平気で吸い込んでしまうゲームがただってのはまた、
  ヨノナカ一体どういう仕組みなんでしょうね???
  そりゃ、社会が貧しくなるわけだよ。
  このタダの分の大半は、貧しい一般労働者が支えてるんだろ?
  タダになる仕組みを考えた偉い人は、仕組みの部分でお金取ってるんでしょ?
  やめようぜ、こういうおかしな仕組みは。物もサービスも、お金払って使おうぜ。
  その方が……きっと色々いいよ。
  手に入れる楽しみもあるし、
  作る方もより真剣になるし、
  時間の使い方も、きっとよくなるよ。
  無料にするのは、本当に何の心配もなくなってからにした方がいい……と、思うよ。
  閑話休題。

スマートフォン版を導入するときも、
ゲームの性質から、てっきり買い切りアプリだと思ってたんだけど、
本体無料でプレイアイテム課金だったのでちょっとびっくり。
課金タイミングもあまり良くなくて、
「手詰まりになった時に不要なブロックを消すアイテム」を買うことが出来る。
……っぽい。

「ぽい」と言うのは、買ったことが無いから。
いくらかも知らないし、1回の購入でアイテムが何個貰えるかもわからない。

買ったことが無いのは、別にケチっているわけじゃない。
だってそれって、実質CONTINUEじゃないですか?
なんなら、このゲーム性、このルールにおいては、ちょっと「ズル」でさえあると、
オイサンには感じられる。
「出来るだけ長く、手詰まりにならないように追い詰めていく」ゲームで、
スコア(=ゲーム内の腕前への見返り)による1up以外の方法で、
スコアの寿命を延長するのは……どうなんだ、と感じるワケです。

  その手段を使って得たスコアは、
  その手段を使わずに得たスコアとは別物として比較されるべきだと……
  ……やっぱり頭が古いんですかね、思うワケです。
  スコアは10点単位にして、使用回数は1桁目に加算されて区別されるとか、
  使用回数+1で割られるとか。

イヤ、まあ、それを使って長く遊ぶ、行けるところまで行こうとするのも全然いいんですが、
なんかそれは、「モードが違う」ように感ずる。
コンティニューして先のステージを見ることに価値のあるゲームならそれもやるかもだが、
このゲーム、「先のステージ」とかないもんなー。

  ……しかし最近はもう、アレかなあ。
  ゲームによってはそういう「リアルマネーの力」も「ゲームの実力」のうち、
  だと思わないといけないのかなあ。

「ゲームの経過における1アイテム」ならさほど抵抗もないのだろうけど……
マ使うタイミングは自由で、手詰まりになる前にも使うことが出来るから、
「選択肢を増やすアイテム」と考えれば一概にコンティニューだともいえないけども。
例えば「次に降ってくるパネル色を指定できるアイテム」とか、
「一手戻せる」とか、
存命中でなければ効果を発揮できないアイテムであれば、まだ抵抗は薄かったかもしれない。

自分は今のところスコアはMAX800万点くらいで
(しかし、昨日突然スコアランキングがリセットされた……何故だ)、
自分としては中々頑張ってる方だなと思うのだが。

攻略記事を探して見てみたら……世の中にはむちゃくちゃな人がいるなあ、と思った次第。
前述のブロック消しアイテムは、100手ごとに一個タダで支給されるのだが、
ハイレベルな人たちは、それをまず99個まで集めてから、
「バベル」と呼ばれる超レベルの高い建物を作り続けて、なんか9億点とかいってる……。
『怒首領蜂』かよ……。

北尾まどかさんという女流プロ棋士さんが攻略してるんだけど……
いやすげえな。怖いわ。

  あと、その北尾さんのハイスコアを調べようと検索したら、
  「北尾まどか 離婚」がてっぺんにサジェストされた。
  やめて差し上げろ。恐らく9億点とは関係ないと思うが(あってたまるか)。

マそんな異次元で戦っておられる方々もおられますが、
オイサンは自分のペースで楽しんでいこうと思う。
……無駄に時間を使い過ぎない程度に。

このまち大好き!



■AQUOS ever sh-02jさんを、Android7.0にアップデートする。

昨年末に、BlackBerryさんから持ち替えたAndroidのAQUOS ever sh-02jさんですが、
もとよりAndroid6.0 → 7.0アップデート対象機種であることはアナウンスされておりました。
これまではどうも、SHARPさんの端末だと(ヨソもだと思うけど)、
OSアップデートに対応していたのはハイエンドクラスの端末だけだったらしく、
オイサンのような中級~エントリーもどきの機種が対応するのは、どうやらなかなか画期的な対応であるらしい。

とはいえ、やはりそうまでパワフルな機種ではなく、
省エネがウリの機体ではあるので(省エネ部分を期待してこの機種を選んだ事情もある)、
なんか不備があったり、電力消費が上がったりしたらヤだな、と思って
先月末には既にアップデート可能になっていたのをやらずに様子見していたのだが、
今月半ばに差し掛かってイヨイヨ
「お前エエ加減アップデートせえよ」という通知が本体上部に入り始めてしまったから、
いつまでも残して置くのも鬱陶しいということでとりあずやってみました。

Android6.0 → 7.0 のOSアップデート。
検索してみても、不具合・不都合みたいな評判も、これと言って見かけませんでしたしね。

 ▼結果

以下、主観的な感覚での感想。

  1) 電池の減りが、ちょっとだけ早くなった気がする。
  2) 動作は軽快になった気がする。
  3) 操作方法がちょっとだけ変わった。使いにくくなった
  4) OSの占有容量が減った?


1)の電池の減りについて。
普段はwi-fiをオフにして、長持ち設定をONにして置いてあるのだけど、
夜寝る前に100%充電した状態で電源から抜いて置いておくと、
6.0だったときは、起きたときも100%のまま~99%くらいあったのが、
7.0では98%くらいまで下がっている……ように思う。些細なことかもしれぬ。

2)は感覚的なモノだが。
アプリの起動なんかは若干スムーズになったか。
ただ、長エネスイッチをON/OFFしたときの、軽さの差が顕著になったと思う。
あー、もしかしたら長エネの設定がリセットされているのかも。
あとで確かめよう(確かめてから書け)。

3)、操作方法が変わったのに気付いてるのは、いまのところ一点。
「□」のソフトキーを長押しすると、
6.0では設定メニューが画面上から降りてきてくれていたのに、
7.0ではアプリの画面分割操作モードになってしまった。
ウーム。
個人的には、設定メニューを下すのに、画面上からひっぱってこないといけないのが非常に面倒くさく
(なかなか上手に引っ張り下ろせない、というのもあって)□長押しは重宝しておったし、
画面分割みたいな、電池も負荷も食いそうな処理をさせる気はサラサラないので
設定を変更できないものか、目下模索中。

4)OSの容量は、ちょっと減ったっぽい。
500MBくらい。
……多分。
もしかしたら、リフレッシュしたことでOSが抱えてた要らん容量がきれいにされただけで、
また長く使っていると膨らんでくるのかも知れんが。
アプリ系の一次ファイルなんかは1日1回は消してるので、その辺の差分ではないと思う。

マなんにせよ、AQUOSeverさんは本体容量が8GBとあまりご立派ではない
(そしてアプリなどはSDには持っていけない)ので、
減ってくれるならありがたい話です。

……とまあそんな感じで、
劇的に良いワケでも、腹立たしいくらい悪いワケでもない、
ネタにはならない程度に優秀なカンジ、とでもいいますか。
日常の道具としては充分な感じです。

グラッチェグラッチェ(特に言うこともないものだからコメントも雑になる)。



……衝撃の追伸。



この記事を書き終えた直後に、1000万点超えてスバラシティ評価を得たので、
アンインストールすることにしました。
ウッカリ時間を使いすぎるよ。
これより先は修羅の道にしかならないので、もうやめます。


大変面白いゲームでした。
ありがとう、『スバラシティ』! さようなら! 『スバラシティ』!!




 

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2017年4月23日 (日)

■怪奇! ヤマザキ春のホロスコープ地獄!!~同時上映「ビーバー女子大生・げっ歯類白昼の戦慄き」 -更新第1121回-

先日、電車に乗っていた時の話。

まあ、春になると電車の中もニギヤカになりますな。
さすがに皆さん、新年度を迎えてしばらくは真面目に通勤・通学なさるとみえ、
定常的に移動をする人が増える。

それに、環境が変わると話すことも増えるのか、
大きな声で、新しいオシゴトのことや、オトモダチのことを話しておられるご様子。
まオイサンにはあまり縁のないことでございますが。

そんな中でも、こないだのはスゴかった。

女性二人です。
お顔は拝見しませんでしたけど、話の内容とトーンから……まあ、お若いんじゃないでしょうかね。
どういう業種なのかはわかりません。
オシゴトの話では……なかった……と思うんですけど、
イヤ、ちょいオシゴト混じりだったとも思うんだけど、オイサンには判別つかなかった。
ファッション系の方だと思うんですけどね。
バカっぽかったからとかそういうことではなく
オシャレについての言及が詳らかであったものですから、エエ。

  ものすごい馬鹿っぽかったからとかじゃないです。
  もうね、ものッスごい馬鹿っぽかったから!とかいうオタクの偏見では、決してない。
  そんな風にはファッションの方を見てません、オイサンは。
  他のオタクは知りませんけど。

デどんな会話をなさっていたかというと……まあ、これが、意外でしょうけれども、
ここまでの文脈からはちょっと想像し難いとは思いますが、
これがなんともまた、耳を疑うレベルでバカっぽかったワケです。
もうね、すごかった。バカのオイサンが言うんだから間違いない

人のことをですね、完全に星座で判断しているんです。
完全にです。

 「私、うお座の人ってすっごい好きでー。
  うお座の人って、性格が○○で、見た目もなんか△△な感じでー、
  ××(なんかファッションアイテム)とかつけてる人多くないですかー」


……すげえな!! 星座占い、万能だな!!
イヤイヤイヤイヤイヤwww、さすがにwwwwそんなワケねえだろwwww
と思いながら、遠巻きにご高説タマワってたわけですが、
それを聞いてた相方がすかさずこうおっしゃった。

 「あ、わかるぅ~」

分かっちゃうのか!! どういうコンセンサス文化圏だお前ら!



……え~……。



ビックリしちゃうなあ、もう……。

これまでオイサンの育んできた価値観の危機ですよ。
これを野放しにしておいたらアイデンティティまでも崩壊しかねず、
「ナンデヤネーン!!」と突っ込みたかったのですが。
さすがにそれは叶わず、今こうして、この世界の片隅に書きなぐっておるのです。

  あのー、なんていうか、
  個人的にはどうでも良いような、些細なコトに目くじらを立てて
  「お前キミ、それは間違っている!!」
  って、三軒隣からでも怒鳴り込んでくる人っているじゃありませんか。
  いわゆるナニナニ警察の方々ですけれども、ああいう人の気分が分かった気がする。
  「この価値観を野放しにしておいたら、これまで築き上げてきたオレの価値観の世界が!!
   自分の存在基盤が浸食されて瓦解する!!」
  という危機感、精神の生命の危機を覚えるんですな。
  そんなもん、アカの他人(共産主義的他者ではナイ)の言うことですから、
  人の好き好きほっときゃいーじゃんってなモンですが、
  「コイツだけはここで殺しておかないと、巡り巡って俺が死ぬ!!」
  という、得体のしれない恐怖というものがあるのだということを、
  今回改めて知りました。
  ありがとう、ものっすごいアホみたいではない二人のおねえちゃん。
  勉強になった。

いやあー……びっくりしました。
血液型でー、ってのは聞いたことあったけど、
イヤそれだってファッションの傾向や持ち物まで言い当てるのは聞いたことなかったけど。
たまげたたまげた。

オイサンだってね、星占いくらいは見ますよ。
信じませんけどね?
信じないまでも、そこでときどき発せられる戒めのようなものを、
なんというか、「日々の振り返り事項」として頭の片隅に入れるようにしておいたりは、する。
「落し物に注意!」とか「目上の人へのクチの聞き方に注意!」とか。
「無理は禁物、体調に注意」とかね。
バッチリ信じてんじゃん、とか突っ込まれそうだが、これなんかはアレよ、
家のオカンの、
「ちょっとアンタ、ハンカチ持ったんか!?
 クルマに気ィつけなアカンよ、忘れモンしなや!!」
っていうのと同じで。
このトシになると叱ってくれる人もおりませんでね。
日々の「なんてことのない注意」を改めて拾い上げる道具に使っている感じでしかない。

それをまあ……性格から着てるものから、持ち物の傾向にまで言及しているから驚いた。
自信満々に話してましたからね。
しかもそれを分かっちゃう。
エエ。
すげえな。
日本中のファッションの傾向が12種類に分類されるわけです。

まあ、別に……良いのかもしれませんけれども。
……なんでしょうな!
スゲエな!

世の女性の多くが、日本式ファンタスティック星座占いが大好きだというのは、
マ噂には聞いておりましたし、そうした占いのページをいくつか渡り歩いて見てみても、
かなりの割合で女性をターゲッツにした書き方がされているのは分かるので、
読みながら、オイサンも
「……どうしてこう女性メインのページが多いのであろう??」
と思っておったが。
イヤー。
どうかね、ああいう信じ込み方をしている男性も、世の中にはおられるのだろうか?
女性独特なんだろうか?
あのブッコミ方が女性独特のモノ、女性に多いモノなのだとしたら、
そりゃアンタ、女性向けに書くわ。
書き甲斐があるよ、あんだけヤられてくれるんだったら。


……と、ものすごいゾディアックモンスターに出会いましたよ、
というお話でした。
そこから学ぶものも、気付くこともあるのさ。

マそれら全部に取り合っていたら、短い人生、
何も為されず、得られず終わってしまうとは思うけどね。


しかし、星占い……というか、ちゃんとした占星学、占星術というのは面白いもので、
幾つか占いページをハシゴしていると
たまに真面目に勉強しているらしき方々のページに行き当たり、
そういう方々の言うことを並べてみてみると、
キチンと似たような傾向のお話をされていたりします。

「この時期からこの時期の間、獅子座はコレコレこういう傾向にある」
という言い方が、若干のブレを含みながら、大筋で一致しておられる。
そういうのを見ると、
……マ畢竟、その指し示す結果に根拠のある話なのかどうかは別にして、
やはりキチンと体系化はなされているのだな、と思えるワケです。
一つのインプットから、アウトプットが一つの傾向に集約される。

主軸となる要素によって大筋が決まり、
その他枝葉の要素をどう拾い上げて解釈するかによって占い師ごと細部に差が出てくる、という、
なんとも面白い、ロマンティックな仕様になっている様で、
イヤハヤ、
なかなか素晴らしい、興味深い。
読み方をちゃんと勉強して取り込めば、お話を書くのにも十分土台として活用出来そうです。

マそんなんだモンですから、
オイサンは信じろとも信じるなともよう言いませんけれども、
日々の暮らしを豊かにする手助けに出来るよう
ウレシ恥ずかしロマンティックに活用していけばいいんじゃないでしょうかね。
エエ。



……。



マそれにしたって、人さまの持ち物までは特定出来ねえとは、
やっぱり思うけどな!!

まあ、なんていうか、そういうものすごい数の人と会いながら、
そういう観点で、そういう感性を磨き続けて人を見続ける人間にしか得られない、
機微や知見があるのかも知れません。
もしかすると、モノスゴイ馬鹿っぽいのは自分の方なのかも知れない。

……正直、それも分からないでもない。気もする。
価値観が多様化している、際限のない情報の波にさらされているということに、
世の中では表向き、なっているけれども、
これだけ情報や判断や感情にバイアスのかかりまくっている世界では、
あるバイアスの強くかかった情報コロニーの範疇においては、
星座で人格や持ち物や住む場所まで、特定可能であるのかもしれない。

そんなのこそ、AIさんやらディープなラーニングやら、
ビッグデータさんの得意技だと思いますけどね。



……この人、モノ凄い馬鹿みたいな入り口から、
案外面白そうな着地点にハナシ持っていくなあ。
やるじゃん。



■第2話 悪夢! ビーバー女子大生の呪い!!



ついでにもう一つ、
春だからといって浮かれてデカい声でしゃべってると
アラフォーブログ書きに絶好の餌食にされてしまいますよ、

という教訓話をしておきましょう。



  そんな話だったのか……。



朝のドトールでコーシーなどをたしなんでおったらですね、
コレマタ、
どうやら何かの都合で珍しく早起きをして待ち合わせなければならなかったらしい、
新米女子大生と思しきお嬢さんの3人組ととなりになった。

  言っとくけど、あとからその3人が座ったんだからな。
  面白そうだからっつって、オイサンが勝手に密着24時したんじゃないぞ。

するとそのうちの一人がまあブリリアントな舌ッ足らずでして。
となりから聞こえてきて頭がグラグラするレベルだったのですが、
その子がですね、一人に向って言うわけです。

  「じゃあさー、もう●●ちゃんがビーバーやってよー」

ビビビ、ビーバーをやる!!?
ワア、それって一体どんな遊びの計画なんだろう?♪ オイサン気になるゥ!
ってワクワクしながら、
もしかしたら「『けものフレンズ』勝手に舞台化計画・ようこそジャパリステージへ!」とかなのかしら、
と、否が応にも聞こえてこざるを得ない話の続きをですね、
聞かないように聞かないように注意していたのですけれども、
結論から言うと
●●ちゃんにリーダーをやって欲しい話だったようです。

普通じゃねえかよ。
俺のときめきを返せ。



マそんなこんなで皆さん、
電車の中やカフェでは、もっとうんと小さな声でしゃべって下さい。
オジサンには刺激が強すぎます。

あとうるせえ。

以上、なにかと不可抗力オジサンでした。

 追伸
  あと●●ちゃん、キミもうね、取り敢えずビーバーやんなさい。
  おじさんは君のビーバーが見たい。
  どんなカオしてるか知らねえけど(見てない



 

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2017年4月22日 (土)

■春を奉る、花の惑い。~中村博文先生の個展を鑑賞する -更新第1120回-

何度目かの春を抱きしめる。

寒いの暖かいのを乗り越えて、ようやく本当に暖かくなってきた。
っていうか今度はあったかすぎてイヤなんだが。
春が短い。
オイサンなんかは寒いままの方がありがたいので暖かくならない方がいいし、
何なら春独特の浮かれた感じも苦手なので短くてもいいのだが、
世間的にはそういうわけにもいかないだろう。

関東近辺はすっかり桜も見ごろを超え、
夜にはシゴトバで夜桜見物なんていうイベントもあったのだが勿論参加しなかった。
桜もお酒も得意じゃないのだもの。
しかしその桜も風が吹いたり雨が降ったりでどのくらい無事だったやら。

まあそんなことで、
桜があまり得意でないオイサンのこの時期の花と言ったら、
梅、桃、あたりであるが、最近になってそこにハクモクレンが加わった。

そのことを書いたひと月ほど前の日記がそのままになっていたので、
せっかくだから載っけておこう。



■3月25日 花を撮る



なんやら、暖かくなってきてしまったと冬との別れを嘆いてみせた甲斐があったのか、
今日はもう真冬のごとき寒さで、おまけに雨まで重なり、
心構えがないせいもあって正月に行った釧路よりも寒く感じるくらいであった。

寒い寒い。

寒いのはともかく、この雨や風で大きく開いたモクレンも散ってしまうのではないかと
それがちょっと心配である。
今年のモクレンは、まだあまり上手に撮れていないので
まだ散ってもらっては困るのだが。そんな自分勝手な困り方があるか。

花はまあ、撮るのはどれだって難しいが、
……それを言ったら花以外だってなんでも難しいのだが、
とにかくモクレンもご多分に漏れず難しく、
あの独特の浮遊感、みたいなものを写真でしっかり表現するのがなかなかに難しいな、
と感じる。


Dsc01534


あの細い枝のところどころに大きく開くモクレンの花は、
クリスマスツリーの飾り、ぽつぽつともる大きな電気の灯りの様でいて、
木の背いが高いせいもあって、下から見上げると空に浮いているように見える。
しかもみっちりと花をつけるのではなく、疎らな時期は特に、
花と花の合間から空が広く覗いていると、本当に宙を舞うように、
降りてくるのか、舞い上がるところなのかはわからないが、
青い空に象牙色の不思議な乗り物がフワフワと浮いているのではないかと思えてくる。

思い返してみればモクレンの花を気にするようになったのは、
アニメの『ディーふらぐ』のおかげだ。
マおかげって言うほど恩恵があるわけじゃないけども。
『ディーふらぐ』の聖地巡礼で千歳烏山に降り立った時、初めてモクレンの木を撮った。

  厳密には聖地でもなく、キャラの名前の元になってる京王線の駅めぐりであった。
  モクレンを知ると同時に、謎の白いギターを持った見知らむオジサンに、
  「コンビニでラーメン買ってくる間みていてくれ」
  と、その白いギターを預けられたりもしたので、恩恵はプラマイゼロだが。

その時はその木がモクレンだということも知らず、
青空に、象牙色に近いクリーム色が、高く良く映えるものだなあと、
ただ感心しながら撮った覚えがある。
それ以来春先にモクレンが花をつけ始めると、
その浮遊感をどうにか表現しようとしてカメラを構えるのだけど、
なかなかうまくいかないものだ。

そんなに花の名前を知っているわけではないが、
それぞれの花の良いところが最大限に生きるように撮ろうとすると、
これはこれで、きっとやりがいのあるテーマなのだろう。



■花を奉る



花と言えば……と言えるほど繋がりは強くないかも知れないが、
イラストレーター・中村博文先生の個展を見に、秋葉原まで行ってきた。

Atrdsc_0372


中村博文先生と言えば、
個人的には『ソード・ワールド リプレイ』のバブリーズの章がやはり一番親しみ深いが、
他にも『ガンバード』のキャラデザが思い出深い。
一般には『蓬莱学園』なども有名であろう。
最近ではムフフな成人向けマンガ誌の表紙やらをよくお描きになっているらしい。





過去の画集、『姫栗毛』も持っているのだが(どんなタイトルだ)、
先生はオリジナルの絵を描かれるとき花をフィーチャーされる場合が多い。
額縁のように、特定の花で主題を囲ったり、登場人物と花を絡めたり。
その花が美しくまた多彩でなのである。
折々に調べてお描きになるのか、そもそも花に詳しいのか知らないが、
先生独特のあの、金・赤・紫の極彩色の画面に、
至極自然に柔らかな花をちりばめてくるからすさまじい。

あの滑らかなグラデーションに大量の色の洪水は
てっきりデジタルで描かれているものだとばかり思っていたが、
今でもガッツリアナログでお描きになっているようだ。
いやはや、モノスゴイ。

しかし自分は、こういう展覧会に行くと毎回思うのだが、絵を見るのが苦手だ。
難しい。
その世界をキチンと見るのに……鑑賞出来るモードに入るまでにえらく時間がかかる。
今回も、何を考えながら見ればいいのかなんとなくつかめるまで
40分近くかかってしまった。
そしてその頃には疲れ始めているのだから始末に負えない。

音楽はその性質上、全体像に触れようと思ったら時系列を追ってしか聞き切ることが出来ないし、
物語や文章、動画も大体そうだ。

  話の本筋とは少し外れるが、なかでは、文章は特異だと思う。
  前から順に追ってでないと理解できない人もある一方で、
  全体をパッと、文字列を図形的に読み取って理解できてしまう人もある。

しかし絵となると、作品の全体に触れる、すなわち「見る」のは、ある意味、一瞬で終われる。
一目見れば、それで完了だ。
絵描きの目を以て細部や技法にこだわって見るのでなければ、
世界を体に取り込むのに、時間は必要がない。光さえ届く環境であれば、本当に一瞬だ。

キチンと見る、鑑賞のためには何らかの動機や着眼点が必要で、
それを探り出すのに時間がかかってしまうのだった。
パッと見て、好き嫌いを言うだけならホント一瞬で終わる。

  マ音楽だって時間かかるはずなんだけどね。
  ただ、鑑賞と時間が1対1に規定されているから、その時間のうちにどこかで理解が追い付き始める
  (必然的に設定された時間のうちに、着眼点が自然に発生してくる)だけだ。

別に、パッと見て「ハイ好きー」「ハイ嫌いー」でだっていいのであろうが、
どういう要素がどのように好きなのかを語れないと、……つまんないじゃんw?
そこまで取り込んで落とし込んでおけば自分の引き出しにもなるワケで、
それが真に自分が好きな理由なのかどうかは、まあ定かではないけれども、
何かを作るときの手掛かりには出来る。
どうせ見るならそこまでしておきたい。

会場では、画集やら、複製原画やら、即売会で実際使われたPOPの販売などもやっておられたのだが、
あまり高い物は買わなかった。
画集と、
先生お気に入りのブレンダーがブレンドした紅茶のティーバッグセット(なんなんだ)などがあったので
その辺を買って還元してきた。

Dsc_0373

Dsc01684

Dsc01689


『フリクリ』の、カンチとマミ美とキツルバミ、ニナモの描かれた版権絵があって、
もしその複製版画が売られていたら買っちゃいたいくらいそれは良かったのだけど、
残念ながらそれは売ってもいないし写真も撮れない、
画集にも載っていないというシロモノであった……。
くっそう、一番いい絵が手元に残らないのか。
しかしまあ、だからこそその場に行った価値がある、という言い方も出来るもんだが。




  ──その帰り道に、不思議な体験をした。




と言っても、オカルトな体験ではない。稀有な感覚を味わった、という方が正しかろう。

市ヶ谷と九段下を結ぶ靖国通りの裏手、
市ヶ谷の駅から神田川沿いに7、8分歩くと、ポンポコ大学の高い塔を見上げる三叉路にぶつかる。
正しくは変則の十字路であって三叉路とはいいがたいかも知れないが。
そこで川から外れて細い登りに身を預けると靖国神社のちょうど裏を通る格好になる。

いくつかの、淑やかゲな学校や有名な消費者金融の社屋を見上げるその道は、
東西と概ね平行に走っており、日が昇り、また沈むときには、
その道の走り方と太陽の軌道のずれ具合によって石垣の細かな凹凸が絶妙な角度で浅い影を映し出し、
なんとも些細な美しさを醸し出す。

私は、朝に通勤で通る際にその影の細やかなことを見つけては喜び、
いつか写真に収めたいと思うくらいではあったのだが、
日暮れの影お目にかかったことがなかった。
そんな丁度よい時間に職場を出ることなどないものだから。

だからこの日は夕暮れ時のその影を見ようと思いたち、
シクシク痛む膝をおして、帰りも秋葉原から四谷まで歩くことに決めたのだった。

結果的にはその通りに差し掛かる頃には日が既に傾き過ぎてしまっており
思い描いたような美しい影には出会えなかったのだが、
それとは違う、もっと大きくて、貴重な感覚に見舞われたのだった。

大学の、あれは何十階建てなのだろうか、塔のようなともかく高いキャンパスの向こうへと日が下っていく。
道は駅へ、神田川の流れる方へ下っていく。

朝には、東から上ってくる日を正面から受けて西から東へ歩き、
いまは丁度沈んでいく日を追いかけるように坂を東から西へと下っていく格好なのだが、
そのふたつの様を頭の中で思い描いていると……
太陽ではなく地球が……自分の方が動いている感覚が明らかに意識された。

太陽が逃げるのではなく、回転する球体の上に立った自分の方から、明らかに遠ざかっている。

Dsc01691


いま沈んでいくように見えている太陽は空に静止しており、
自分の立つ地面が、地球が、球体が、西から東へすごい速度で回転し、
足を止めていても、自分が太陽からぐんぐん遠ざかっていく様子が
ハッキリと見えたような気がしたのだった。

その回転による移動の速度によって風を感じないのが不思議なくらいまざまざとした、
客観的な移動の感覚と、太陽が遠のいていく……取り残されて行く、寂しさがあった。
なんとも不可思議な体験であった。

別段マボロシや白昼夢を見たワケでも何でもなく、
カメラを構えて構図を取りながら、
逆に坂を上ってくる人とすれ違い、後ろから下ってくる人をやり過ごし、
ごくごく当たり前なことをしていたのだけれども。

以前酒に酔った夜の帰り道に、
いま自分の立っている場所がただ大気の層に隔てられたそのどん底にいるだけで
確かに宇宙の片隅であり、
その日夜空に瞬いてた星と同じ立場なのであると、
妙にはっきりと迫って見えた見慣れたはずのオリオン座に飲み込まれそうに感じたことがあったが、
それと似ていた。
今日はしらふだったが……。


中村先生の描く花の妖精たちに惑わされ、
知らず知らずのうちにおかしな門でもくぐったのかもしれない。
いっそのこと、もうそちら側から出られないくらいに引きずり込んでくれればよかったのに。


久々に、昼間の秋葉原なんかいったからくたびれちゃったよ。
ブラブラ歩いていたら偶然PLUMショップに行き当たったので入ってみたりしたけども
特に何も買わない、そんな休日であった。

ポテチン。

 
 

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2017年4月18日 (火)

■2017年1月期アニメ感想・あたた大紹介!~けものもいるし、亜人も、ドラゴンも、ドMも天使も悪魔もいる、無論のけものもいる~ -更新第1119回-

駅からシゴトバまでのイチョウ並木、
先週はまだボウズだったような気がしたが、今朝気付いてみると
枝にわさわさと青葉が茂っていた。

おのれ春め。

とまあそんな感じで、
4月に入ってもう2週間も経っちゃったけど、
2017年1月期は何かと良いアニメが多く、また激動でもあったので、
感想を書き残しておこうかなと思いますっていうか
書いてたのを載せられずに来たので載せないのも癪だから載せます。



■『けものフレンズ』

昨年の『おそ松さん』に続き、
アニメ業界関係者から「1月期には鬼が棲む」とでも言われかねないほどのダーク過ぎたダークホース。
誰が読めるんだ、こんなモンがいきなり超級のメガヒットになるなんて。

いやオイサンも、柄にもなくリアルタイムで超楽しんでしまったんですけれども。
「流行りものが、流行ってるまさにその時にその感覚を共有できる」って
オイサンにはなかなかレアなケースで、
大波がくる直前の段階で個人的には盛り上がれていたので、
あとはもううしろから来た波に一番高いところまで押し上げてもらってしまった感じで
3ヶ月が過ぎ去った。

ただオイサンの場合、大きく盛り上がれたのは3、4話までで、
巷で言われていたような後半の大盛り上がりの頃には冷静だった。
11話のヒキ、12話のラストバトルを神だなんだと祀り上げるようなテンションには、さすがになれなかった。
4話の「絶滅」発言、6話の宣言に至る辺りでは、もうお話が「分かり易く」なってしまっていたので
落ち着いて見られていたと思う。
周りの人たちが大変楽しそうに見ていたので、そのオコボレには預かることが出来て楽しかった。

伏線の張り方だとか、細部へのこだわりだとかについてはやはり目を瞠るものがあったと思う。
けれども、謎やヒントの散りばめ方や視聴者の突き放し方、ラストバトルへの入りの演出あたりは、
探せばワリといくらでも他でやってる作品が見つかるレベルなのではないだろうか?
その辺りについては、みんな過剰に有難がっているなあ、というか、
他の作品も同じような情熱で見てあげれば、きっと同じくらい面白く見られるぞ? と。

分からなかったのは、そうして盛り上がってからの視聴者のハートを、
最後の最後まで、否、終わっても尚醒めさせず、
引っ張り続けることが出来たのはなぜなのか、そこにどんな仕込があったのか?
ということだ。
「IQが溶ける」と言われていた序盤のやさしくゆるすぎる展開と、
後半徐々に明らかになる謎の、視聴者に解かせる導き方・ヒントの散りばめ方の
ギャップが良かったんだろうか、と思っているが……。

結局「誰もが好意的に」作品を読み解いた結果、
非難のしようがない作品になってしまったわけだけど、
それはどちらかというと作り手の功績というよりは、
受け手の心のありようをの問題だったと思っている。

  マそれだってつまるところ、
  「受け手の心をそっちへ向けた」作り手の功績であることには変わりないのだけど。
  何がそうさせたのか……それがポイントだと思う。
  個人的には1話~3話までの、お話がどこへ向いているかわからない、
  「俺はいま、一体何を見せられているんだ」っていう感覚も異様さが忘れられない。
  まさにその、コツメカワウソちゃんが、
  すべりだいをしては「たーのしーい!」、
  小石遊びをしては「わーい!」
  それをみたサーバルちゃんが「やらせてやらせて!」
  っていう、まさにIQを溶かしていた頃の「分からなさ」が一番の魅力であった……。
  ラストも、バトルで盛り上がってはいたけれど、
  バトルより、かばんちゃんの知恵と、フレンズたちの特性で乗り越えるような仕掛けであったら
  より良かったなあ、と個人的には思うものである。

少人数・低予算ということを考えれば良いクオリティだと思うけれども、
それだって受け手にしてみればシッタコッチャナイ話で、
見ていて「行き届いてないなあ」と思うところは、画的・演出的に多々あった。
それ以上に行き届いている部分が多いから、人の心に響きもしたに違いないけれど。
つくづく「心のアニメ」だったなあと思う。

尚、オイサンの好きなのはサーバルちゃんとライオン、コツメカワウソちゃんです。
トキもアルパカも大好きだけどね。ハシビロちゃんも良いなあ(全部か)。 

  絵     :あたた
  音     :あたたたた
  話     :あたたた
 見せ方    :あたたたた
 たーのしーい!:あたたたた



■『亜人ちゃんは語りたい』

今期のダークホース……というほどでもないか?
「人気原作のアニメ化」という意味では妥当な位置なのかもしれないけど、
にしても、原作の持ち味を大変上手に料理した上で、独自の雰囲気を纏うことに成功しているのではなかろうか……
って、原作読んでないからわかんないんだけど、アニメでないと出せない、
具体的な時間の流し方、時間を利用した場面のコントロールの仕方が妙なる作品であったと感じている。
マンガだと、どうしてもコマで時間が途切れてしまうところをキチンとつなげて表現出来てた、
と思う。
だからちょっと、原作が気になっている。どこまで原作由来の成分だったのか。

この作品はいわゆる「日常系」ではないし(「フツーの人」の物語ではないので)、
バトルやスポーツや恋愛でもない、
日常の中に潜んでいるちょっとした「段差」を丁寧に取り扱うことがテーマの作品で、
なかなかデリケートな位置にあったにもかかわらず、
それを大げさに深刻にしないで、意識を向けさせつつも、しかりつけない、説教臭くしない、という
難しいはずのことをシレッとやっていた。
前半というか、冒頭の数話は見始めるまですごくエネルギーが要った。

  緊張感がすごくて、見終わると「今回も爆弾は爆発しなかった」とホッとする、ということが続いた。
  「この作品では爆弾は爆発しないんだ」と理解するまで時間がかかった。

これは大変な手腕だったなと思うのだが、
カントクなり、原作者なり、主要スタッフの「人柄」の為し得た技だったのではなかろうか。
危ない出っぱりを、色の違う土で均す、みたいなことをやってる作品だったと思う。

「オッサン(高橋先生)が邪魔だ」なんていう感想をどこかでちらっと見たが、
よろしいキミは『きんいろモザイク』でも見ていなさい。
JK友情かんさつようちえんがお似合いだ(暴言)。
まあ『ひだまりスケッチ』も似たようなモンだけどな。

  絵    :あたたた
  音    :あたたた
  話    :あたたたた
 見せ方   :あたたたた
 乳首アタック:あたたたた

 
 
■『小林さんちのメイドラゴン』

『ちゃんデミ』が「日常系の顔をした非日常」だったのに対比するように、
こちらは「非日常の顔をした日常系」。
異文化・異種間といいつつも、結局その辺のヤバいところは全部、
相手(ドラゴン側)がこちら側に合わせるか、とりこまれるか、
不思議な力で全部なかったことに都合よく繋ぎ合わせてくれるという、
おきらくゴクラクアニメーションだった。

  マこっちも原作読んでないので、どこまでが原作由来かワカラヌが。

けど、それがダメってんじゃなくて、こっちはこっちでそれが持ち味。
ヘンな人たちが集まるホームドラマってだけだ。
小林さんが人類を代表して、どセンターで踏ん張ってるから成り立ってるけど、
小林さんを差っ引いたらただの『ガヴリール』になるというバランス。

ホームが失われた現代のホームドラマを、非常にすっきりと、リアルに描き出してくれたんだと思う。
ホームを構成するために、異文化・異種間を引っ張ってきて繋ぎ合わせる、という

昔のホームは「異」であることが前提ではなく、
誰もが「同」だと思っている(思い込み、信じ込んでいる)ところに実は「異」がどっさり潜んでいることに
ドラマがあったのだけれど、今はそのホームがそもそも形成されない。
ホームのない、ロンリーでアローンな小林さんは、
人が皆「異」であることを前提認識として持っている(そして諦めている)ところから始まって、
「異」が前提のホームを構成するところから始まる、まさしく「異」色のホームドラマ、だったのだけど。

しかしまあ、あんまりうまく機能はしてなかった様には思いますねw
強いていうなら舞台装置として機能していたのは、
カンナちゃんと、ファフニールさんがかろうじて緊張感を保持していたくらいで、
トール、ルコアさん、あともう一人(名前忘れた)はすっかりなあなあで、だった。
トールはヒロインだからいい(まだ何にでもなれる)けど、
ルコアさんはぷるんぷるん要員でしかなかったし、最後発の眼鏡は脂肪と糖にやられただけだった。
何しに出てきたんだw

カンナちゃんはドラゴンとしてよりも、ただ「子ども」として小林さんには異質だったし、
ファフくんは馴染みながらも人間への憎悪は維持してた
(憎悪を執行しないでいるためにどう付き合うか、は学んでしまっていたけど)。

皆それぞれの違和感を与えられながらこちらの世界にやってきていた筈なのに、
結局それを表明しきれず、大抵はこちらの文明に取り込まれていって終わってしまったのが
『ちゃんデミ』との違いだった。

と言いつつ、ルコアさんが好きだったんですけど。声が良いよね。
初恋の人(初代大人ミンキーモモ)に似ている気がする。
思えば、今自分が好きな声質の人って、みんなそっちに似ている気がするな。
野中藍さんとか、おみんちゅとか、高い低いじゃなくて、声の表面にケバがなくてぬるっとしている。

しかし『ガヴリール・ドロップアウト』を見てても思ったんだけど、
人間界のダメ娯楽って、そんなに素晴らしいもの、
外の世界から見ても堕落パワーに満ち満ちたものなんだろうか?
人間、というか日本人クリエイターは、娯楽文化のダメパワーを過大評価し過ぎている気がしないでもない。 

  絵       :あたたた
  音       :あたた
  話       :あたた
 見せ方      :あたたた
 ボクっ子ルコアさん:あたたたた

 
 
■『この素晴らしい世界に祝福を2!』

世間は『けものフレンズ』の最終話が神回だと評判で号泣必至、みたいな評価でしたが
オイサン的にはそこまでは響かず、寧ろ泣いてしまったのはこっちだった。

2期は1期に比べてパワーダウンはしていた、と思う。落ち着いた、というか。
荒っぽさ、イキオイ「だけ」の感じ、そういうガッビガビの岩肌全開の崖っぷちっぽさが薄れ、
ところどころ危ないところの角がとられていた。
それを補填する材料として、画が素晴らしかった。
画をここまで壊してメリハリをつけるアニメは初めて見たと思う。

あの顔芸みたいな笑いのとり方、決まったかたちに可愛く画を崩すのではなく、
本当に不定形に絵を溶かしていくやり方は、
作画監督なのか原画マンなのかしらないけど、その辺の上のレベルで絵を見る人たちの手が
ものすごくかかるのではないだろうか。素晴らしかったです。

そして最終回。
いやー……まさか。
まさか、あそこでゴッドブロー、ゴッドレクイエムのメドローアが飛び出すとは思わなかった……
泣いちゃったもの。
アクシズ教教義を背負っての肉弾女神は最高だったし、
なにより、その時点で既にホネになってる主人公!
いねえよw 最終決戦でホネになってるヤツw
ラストバトルの合間合間にも、チョイチョイ白骨化した主人公を抜いていく絶妙のカット芸。
ギャグアニメってすごい、「笑かす」ってすごい!! と心底感動した。
良い勉強をさせてもらいました。

というワケで、
ストーリー前半の伏線がラストバトルで活きまくる(ゴッドブロー)し、
メンバー全員が持ち味を生かして最後の敵に立ち向かうし、
主人公が身を呈して仲間を守るので、『このすば2!』は実質『けものフレンズ』で良いと思う。 

  絵  :あたたた
  音  :あたた
  話  :あたた
 見せ方 :あたたた
 教 義 :あたたたた

 
 
■『幼女戦記』

なんだかんだで最後まで見てしまった。
途中あからさまな総集編が入って力尽きるかと思ったけど、
画のクオリティはほぼ殺さず、最後まで走り切ったのは見事だと思った。
マそもそも力尽きかけるなよ、という話だけど。
総集編前後でOPが全くかからなかったのは、今思えば
総集編で使ってしまった時間をどうにかカバーするための苦肉の策だったのだろうが、
リカバリー案を打ち立て実行した人がすごく有能だったんじゃないだろうか。

アニメ本編とは全然関係ない話してるな。もどそう。

画も音もお話も、たいへん良く出来た作品だったと思います。
「よくまとまっている」だけに突出した面白さは感じなかったけど、
それでもストレスなく、次へ次へと毎週見るのが苦にならない楽しさだった。

「アニメなり」の、結論が、12話見て来た視聴者に対して提示されなかったことは残念だった。
あれだけの差し迫ったキャラクターがギッチギチの論を展開するにも関わらず、
カタルシスが得られないのは、片手落ちな気がする。
ストーリー的には、最後は存在Xが横槍ブッこんでちゃぶ台ひっくり返してくるものだとばかり思っていたけど
そうはならず、
マそんな「品のない」ことをしないが故に神なのだ、とは思うけど、
もう少しなんかこう、あっても良かったなと思う。

悠木碧嬢は……大丈夫だろうか、こんなぶっ壊れたキャラばかり演じていて。
たまにはすごく普通なお母さん役とか、やらせてあげてはどうだろう?
マでも、デグレチャフさんは基本「いい人」だよね。
彼女が良い人だったから、最後まで見られたんだと思う。
楽しませていただきました。 

  絵     :あたたたた
  音     :あたたた
  話     :あたた
 見せ方    :あたたた
 さあ牙を研げ!:あたたたた

 
 
■『ガヴリール・ドロップアウト』

これも、蓋を開けてみれば最後まで見てしまった案件。
1話目を見た時点での期待値は、最終的には越えて行った。
途中で切るだろうな、と思っていたので。

転換点は、ガヴのダメっぷりが当たり前になってしまって後ろに引っこみ、
サブの3人のキャラクターが主軸になって話が回り始めた辺り。
ガヴは「ダメではあるけど、外に出てくればある程度常識人」で、
あとの3人はダメでない分(サターニャさんはダメだけど)、
日常にまで特異な部分を持ち出してきてしまうので、ガヴが突っ込みに回るようになったところで、
急に見応えが出てきた。
ナルホドナー。

大きなストーリーも小さなエピソードもどこかで見たようなものばかりだったけど……
まあ、キャラクターと演出でもったような感じです。
手堅く、こぢんまりと、丁寧にまとまっていたので、来年には忘れている可能性が高い。
フックはないではなかった(主にラフィ)けども、ちょっと小さかったかな……。
EDが素敵だった。 

  絵     :あたた
  音     :あたた
  話     :あた
 見せ方    :あたた
 ヴィーネたそ~:あたたたた

 
 
■『セイレン』

ラストエピソードの4話で……とりあえずなんとかなった……かな? というくらい。
開始時の感想でああは書いたけど、終わってみるとやっぱり
御大は、本当は何がやりたかったのだろう、どういう姿を理想に思い描いていたんだろう?
という疑念がぬぐえない。

『アマガミ』世界からほつれて残った糸を使って、何かちょっとだけ、
その後の輝日東を描きたかった……だけなのだろうか?
それによって輝日東という町がより深く描かれて、生き物として動き出すのだったら意味があると思うけど、
そんな感じでもなかった。

オイサンはちゃんと追いかけてはいないが、
公式サイトの方では主人公やヒロインの行動を時系列に埋めていくタイムテーブルみたいなものが
用意されていたらしい。
なんかそれってもしかして、『アマガミ』はでいうところの行動マップを、
今度は時間軸を自由にエピソードを拾っていく、
みたいなゲームの仕掛けとして考えていた物があったのではないか、とか、
勘ぐってしまうのう。

  絵描きからディレクター、プロデューサーみたいなところへ軸足を移して行った御大は、
  何をやりたかったんだろうか。
  マ作品の世界はどこまでいっても作者の所有物だから、
  やりたいことを描き出すためにトコトンまで使い尽くせばよいと思うけれども。

ところで、いまフッと思いついたんだけど、もしかしてこの監督は、
16:9の画面向けに20数分のアニメを作ることに慣れていない
だけなのかもしれない。

だって、時間(演出)的にも空間(動画)的にも、色んな意味でスカスカなんだもの……。
色んなことが把握・計算出来てないように、やっぱり見えてしまいますですよ。
統一OPの『キミの花』と、ラストエピソード今日子編のエンディングがとても自分好みだったから、
という理由で最後まで見続けることが出来たけど。

単品のアニメーションとしては、
広く人々の心に深く残るものではなかったのではないかなあ、と思いました。
どういうレベルで勝負しようとしていたのか、せめてそこがわかると良かった。
ヒットしなくても、手間暇薄めに作って、見合った回収が出来ればいい、というところなのか。
魂込めたモノだったのか。
やっぱりよく分からない。 

  絵       :あた
  音       :あたたた
  話       :あた
 見せ方      :あたた
 OPの謎ロケーション:あたたたた

 
 
■オマケ

 ▼『弱虫ペダル』

もうほぼ真面目には見てない。
1期というか、一年生編は暑苦しくてもまだ見ていられたが、
2年生編に入ってから、ドラマがもう、暑苦しいというかむさくるしいというか、
押しつけがましく自己陶酔も甚だしくて

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 思い悩んで頑張ってるオレそして仲間を支え支えられ支え合ってるオレ
 やっべえちょうイケてるああああああああああああああ
 おおおおおおおおのだあああああああああああああああああああ!!!!!!!」


っていうノリが、
……原作の方もそうだと思いながら読んでるけど……
アニメになってしまうと、そういうオーダーがつけられてるのか、
もう見ていられるレベルじゃない。誰かちょっと、ここらで止めてやれよ。
いい加減気持ち悪いよ。


 ▼『うらら迷路帖』

これも最終的には殆ど満てなかったんだけど。
毎回アバンで入るお定まりの語りパートのテキストが、
センス無シ無シでうわあってなっていた。
ジャングルくろベエ呼んでこい。こいつらに本場のウララを見せてやれ。
あとOPで、占いのことを謳おうとしているのに、

 ♪ 右へ行こうか左に行こうか? 仲間とだったらどっちでも大正解!

みたいなこと(うろおぼえ)を歌ってるのちょうウケル。
ほな占い要らんやんけ。



マそんな感じでヒトツ。
オイサンでした。

春アニメも楽しみね。


 

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2017年4月16日 (日)

■渡りビトの遠いなわばり~SS『けものフレンズ』より~ -更新第1118回-

はいどうも、オイサンです。

……うわー。
1か月近くも更新してなかったか……心肺停止! 心配停止ですよ奥さん!
A・E・D!A・E・D!
ふざけてる場合じゃないですね。
大変申し訳ありませんでした。

特段理由があるワケではないのですけれども……
かなり真面目にSSを書いていた、というのもありますし、
日記的なことは、ないワケではないですが。

日記的なことは、次に載せます。一応書けているので。
それを載せようと思っているうちに大きめのことに手を付けてしまって、
この体たらくです。申し訳ない。

デ載せます、今をときめく超人気アニメ、『けものフレンズ』のSS。

  ■渡りビトの遠いなわばり -カクヨム-
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054882973959


どうです、らしくないでしょう? いま大流行のアニメですよ?
ひよったもんですよ、このオッサンも。
まあ、人気取りに走ったワケではないですけども。
珍しく、流行りものがリアルタイムに流行ってるウチに、高いテンションを共有して
楽しむことが出来たし、
面白そうな企画も立ち上がっていたものだから、ちょっとその気になってみたと、
それだけのお話です。

今のウチはまだここにそのまま載せることは出来ないので、
KADOKAWAさんのカクヨムのページから読んでくだせえ。
タイトルからチョイ下の、「1話目から読む」から読めるみたいです。1話目しかねえよ。

しかしまあー……しんどいね! 字数制限!
3000字て。少ないよ。
当初考えてた構成で、一回アタマからお尻まで書いてみたところ、
楽に7000字くらいいってしまって、一番だいじなところだけでも4000字くらいあったので、
こらアカンと思い立ち、超大胆に再構成して、今の↑カタチに押し込めた。
だからこう……全然分からないところとか、あるかもしれないな……。

当初の構成からでしか、オイサン自身は気付いてないけど実は読み取れないところとか。
あるかもしれません。
そーゆーのが見っかったらスミマセン。
それでも最初は3000字台後半の分量があったのを、削って削って、
ゆずってゆずってこの姿になったのですけれども、
まあ……勉強にはなりました。
エエ。
大変に勉強になった。
普段どれだけ雑に書いているか、無意識にただ余計な情報を載せてしまっているか、
意識するいい機会にはなった。

そりゃね、リズムを拵えるためとか、
敢えて意識を遠回りさせるためとか、
そういう冗長さや重複というのは意識してあったりするけれども、
それを言い訳にして要らないところが吟味されずに残っていたり、
気付かずにかっこ悪い二重の意味が残っていたりして、
マア、
大変ハズカシイな、と思うところが、削る過程で多々見つかった。

それと同時に、ここは残したいな、という自ら持ち味と信じる部分が残せなかったりもしたので、
その辺は、モ少しほとぼりの冷める頃に、完全版を用意しておいて
またこちらにも掲載したいなー、なんて、虫のいいことを考えております。

ご感想なんかもね、ございましたら、是非あっちのページでもいいですし、
こっちのコメントでも構わないので、またいただければ
大変ありがたく存じますですよ。

すいませんね、ホントご無沙汰になってしまって。
こちらの方もしっかり書いていきますので、
2017年度も引き続き、ご愛顧のほどをよろしくお願いしたいフレンズのオイサンでございますよ。

ホント、もうちょっと気を抜くとすぐ死んじゃうような世の中ですから。
皆さんもどうぞお気を付けて。

ほどほどに頑張ってまいりましょう。
オイサンでした。

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